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後継機種「OPPO Reno7 A」Reno5 Aからの変更点は?

オウガ・ジャパン(OPPO Japan)は16日に「OPPO Reno7 A」を発表しました。

前モデルにあたるOPPO Reno5 Aは国内で高い人気を博しており、その後継端末になったOPPO Reno7 AはReno5 Aからいくつかの改良されたところや新しく搭載された機能などがあります。

本ページでは旧機種からOPPO Reno7 Aで新しくなった変更点の一部を紹介します。

 

Reno5 Aから薄型化 バッテリーサイズは増量

まず端末の筐体に工夫が施されています。ボディはOPPO Reno5 Aから0.6mm薄くなったといい、重量も175gと薄型と軽量化を実現しました。

ただ昨年発売されたオッポ競合機種Mi 11 Lite 5G」に厚さ・薄さともに及ばないものの、バッテリー容量はMi 11 Lite 5G・Reno5 Aなどより大きい4500mAhを搭載します。

このように薄型化と重量を軽減されたのにも関わらず電池容量がパワーアップしているのは嬉しいところです。

Mi 11 Lite 5G

 

指紋認証の方式が変更

次に日常的に使用する機能として生体認証の指紋認証の方式が変更されました。

先代のOPPO Reno5 Aでは背面指紋認証が採用されていましたが、OPPO Reno7 Aからはディスプレイ内蔵型の指紋認証に変わっています。

初代Reno AからOPPO Reno3 Aまでは画面内指紋認証が使われていたのですが、Reno5 Aで一旦廃止され、Reno7 Aでふたたび復活を遂げた形です。

シリーズを通してディスプレイ内指紋認証を搭載していないのはReno5 Aのみで、歴代機種の利用者から見れば嬉しいポイントとなりそうです。

OPPO Reno3 Aまで搭載されていた画面内指紋認証

 

有機EL復活 常時表示など利用可能に

画面内指紋認証が戻ってきたのと時を同じくして、ディプレイも液晶から有機ELに返り咲きました。

これにより液晶ディスプレイのOPPO Reno5 Aでは利用できなかったColorOSの『常時表示ディスプレイ』など、有機EL採用のOPPOデバイスでしか利用できない機能も使用可能となると思われます。

液晶と有機ELディスプレイの差異はやはり「黒」の表示で、その違いは暗所になるとより顕著なものとなります。

黒の表現の違い。左がReno5 A(液晶)右がReno3 A(有機EL)

 

CPUはSnapdragon 695を搭載

スペックに話を移しますと、CPUには新たにSnapdragon 695が搭載されることとなりました。

性能としては大きくパワーアップを遂げたわけではありませんが、OPPO Reno3 Aのときのようなスペックダウンとも言えない程度の変更です。

発表会では「最大5GBのRAM拡張機能」が強調されており、メモリ拡張機能が使えることもアピールされました。

一方でReno7 Aは44,800円で発売されますが、同じSnapdragon 695を搭載するAQUOS Wish2が2万円で販売されています。

Reno7 AとWish2ではCPU性能以外は大きく差があり単純に比較はできないものの、こうした背景からSoCについては賛否が別れています。

 

カメラ性能がダウン?

OPPO Reno5 Aのカメラのレンズ数は計4眼、メインカメラの画素数は6400万画素を備えていましたが、Reno7 Aではいずれも削減されています。

まずReno5 Aにはメインカメラのほか、超広角・マクロ・モノクロの4つのレンズで構成されたカメラが設けられていましたが、OPPO Reno7 Aでモノクロカメラが廃止されレンズは3つに減りました。

またReno5 Aのメインレンズは6400万画素でしたが、OPPO Reno7 Aでは4800万画素になっており、これは2世代前のOPPO Reno3 Aと同じ数値です。

一方でスマートフォンのカメラは画素数・レンズ数で一様に判断できるものでもなく、ソフトウェアでの調整やレンズの性能などに左右される部分もあります、

一見グレードダウンとも取れますが、写真については実機での出来栄え次第といったところです。

 

目玉機能「システム老化防止機能」が新搭載

そしてOPPO Reno7 Aの目玉とも言える機能として「システム老化防止機能」が新しく搭載されることとなりました。

これはオッポがReno7 Aをもたつきなく長期的に使えるスマートフォンになることを目指したといい、36ヶ月間使用した場合の老化率を5%以内に抑えることで、3年利用しても軽快に利用できるとしています。

スマートフォンは長期的に使うことで、徐々に動作が重くなるケースがありますが、OPPOはこれを事前に対策し、長く使える1台に仕上げてきたといったところでしょう。

 

雑感「性能向上に留まらない進化」

今回のOPPO Reno7 Aは、これまでのReno Aで見られたような大きな進化はないけれども、比較的正統に進化を遂げたといった印象を持ちました。

単なるスペックアップにこだわるのではなく、「長持ち」を掲げているように薄型化並びに軽量化やシステム老化防止機能など、より長く使ってもらえることを意識していることが分かります。発表会でも毎日使うものだからデザインに拘ったとプレゼンされました。

競合機種にはスペックや価格で優位のRedmi Note 11 Pro 5Gやmoto g52jなどが既に発売されており、OPPOを追従する形でおサイフケータイ・防水に対応したモデルが相次いで投入されています。

ただ今回Reno7 Aはauで取り扱われることにもなっており、Reno Aが狙っているユーザー層も徐々に変わり拡大しているのではないかとも感じ取れるところでしょう。

 

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情報元(Source) 1 : OPPO Reno7 A | オウガ・ジャパン

情報元(Source) 2 : OPPO Reno5 A | オウガ・ジャパン