遂に日本でも発売されたXiaomiの廉価モデルの最新作SIMフリースマホ「Redmi Note 9S」をレビューします。
OPPOやファーウェイがコストパフォーマンスに優れた機種を繰り出す中で、このモデルは他社と比較しても非常に「コスパがいい」と評されています。
また今回ご紹介しますのは日本国内版になります。
- 「Redmi Note 9S」の基本性能と情報
- 本体の外装とデザイン
- 付属品
- ソフトウェア
- Googleサービスには正式対応
- 生体認証をテスト
- ゲームを試す
- 写真の作例
- Antutuベンチマーク
- 「Redmi Note 9S」まとめ・雑感
- Redmi Note 9Sを購入する
「Redmi Note 9S」の基本性能と情報
まずXiaomi Redmi Note 9Sの基本性能と情報を確認します。
・OS:Android 10
・CPU:Snapdragon 720G
・ストレージ容量 : 64GB/ 128GB
・RAM : 4GB/ 6GB
・ディスプレイ:6.67インチ
・外カメラ:4800+800+500+200万画素
・内カメラ : 1600万画素
・生体認証 : 側面指紋認証 / 顔認証
・サイズ:165.7.5x76.68x8.0mm / 209g
・バッテリー:5020mAh
・カラー : ブルー / ホワイト / グレー
・その他 : イヤホンジャック / 急速充電 / Type-C
今回購入しましたのは、ブルーカラーの4GB / 64GBモデルになります。
またYouTubeにおいて動画版も公開しております。
本体の外装とデザイン
続いてRedmi Note 9Sのデザインと外装を確認します。
今回ご覧に入れますのはブルー、背面はかなり反射しているものの、ギラついてはおらず、最近のスマートフォンとしては落ち着いた印象を持ちました。
背面の下部には「Redmi」の文字が刻まれてており、メーカーであるXiaomiのロゴは見当たりません。
背面上部の中央には計4つのカメラレンズと、フラッシュライトが備えられています。
またこのカメラレンズですが、結構飛び出しているので、傷防止のためにもケースは欠かせないように思います。
本体右側面にボリュームボタンと指紋センサーを兼ねた電源ボタンが搭載されています。
対する左側にはSIMカードトレイが格納されています。
トレイにはSDカードにSIMカードが2枚収まります。
側面下部に左から、スピーカーに充電口(Type-C)、イヤホンジャックが備わっています。
続いて裏返し、ディスプレイ側です。
6.67インチのやや大きめな画面を採用しています。
画面側上部にはパンチホール式を採用した内カメラが備わっています。
画面下部のベゼルは上部などと比べると少し太めですが、それでも細い方にはいるのではないでしょうか。
付属品
続いてRedmi Note 9Sの付属・同梱品です。
まず本機に付属する同梱物は以下の通りになります。
・電源アダプタ
・Type-Cケーブル
・ユーザーガイド
・保証に関するお知らせ
・SIMカード取り出しピン
ケースを装着した様子です、しっかり収まっており、同梱の品としては必要十分に思います。
このケースに関しては別の記事でレビューしておりますので、合わせてご覧ください。
ソフトウェア
次はRedmi Note 9Sのソフトウェア面など内側を見ていきます。


OSバージョンはAndroid 10をベースとした「MIUI 11」が搭載されています。
また64GBの内、OSデータなどを除いた約44GBが利用可能です。


ホーム画面はインストールしているアプリが全てホーム画面上に表示される、iOSと同じ仕様を採用しています。
またこのデフォルトのランチャーでは、ドロワーモードへの切り替えも不可能です。(MIUI 11)。




内蔵されているアプリはかなり多めで、XiaomiとGoogle純正系に加えて「Netfilx」や「FaceBook」その他ゲームアプリなどがインストールされています。
また一部のアプリに関してはアンインストールも可能です。


そしてMIUI 11はピュアAndroidとは大きく異なっており、Xiaomi独自の機能やデザインがプラスされています。




しかし一方で、「電話」と「メッセージ」はXiaomi(MIUI)独自の物も存在していますが、日本版のRedmi Note 9Sでは、ピュアAndroid搭載機に採用されているGoogle純正の物に置き換えられています。


Googleサービスには正式対応
Xiaomiと同じ中国のスマートフォンメーカーである「Huawei」(ファーウェイ)が、アメリカからの制裁によって、米国企業との取引が禁止された影響で、新製品にAndroid端末では重要なGoogleサービスが搭載できなくなったのは記憶に新しい所です。
混合されがちですが、「Xiaomi Redmi Note 9S」ではしっかり各種Googleのサービスとアプリにバッチリ対応しています。




生体認証をテスト
続いて側面指紋認証と顔認証をテストしてみます。
まずどちらとも登録は非常にスムーズで、顔認証に至っては1秒程度で登録が完了しました。
まず指紋認証ですが、触れてから大体1秒前後で解除が行われました。
また少々湿った指でも認証が通る為、精度は悪くなさそうです。
そして顔認証は指紋以上に高速で、画面が点灯してから1秒もかからず解除されます。
これは非常に快適です。
実際に動作している様子は動画版に掲載しておりますので、合わせてご覧ください。
ゲームを試す
次に2万円台ながらミドルハイクラスの性能を持つ「Redmi Note 9S」でゲームを試してみます。
今回プレイしますのは、人気の3Dバトルロイヤルゲーム「荒野行動」です。
デフォルトの画質設定はご覧の通りで「HD」「最高」「標準(30フレーム)」「標準」となっています。


まず動作についてですが、同価格帯のスマートフォンで見られることのあるカクツキなどは発生せず、かなりサクサク動いています。


荒野行動に関しては全くの素人ですが、プレイしていて不満を見つけることはできませんでした。
ハードなユーザーであればまた事情は異なってくるとは思いますが、正直2万円でここまでプレイできるとは考えておらず、驚いたものです。




Snapdragn 720Gの力もあり、この後も終始、フリーズや動作がモタツクこと無く、プレイを行うことが出来ました。
いくつかのRedmi Note 9Sと同価格帯のスマートフォンで荒野行動を動かしてきましたが、ここまで不満なく動作したのは同機が初めてかもしれません。
写真の作例
続いてRedmi Note 9Sの特徴の1つであるカメラで撮影した写真をご覧入れます。
価格を抑えているスマートフォンにおいては、カメラ性能をダウンされがちですが、安価ながらクアッドカメラを備える本機は、写真にも力を入れています。


Antutuベンチマーク
最後にスマートフォンの性能を計測し、数値化して表す「Antutu benchmark」の計測結果をご覧に入れます。


通常モードで計測しており、スコアは25万点と2万円代前半からで購入できるスマートフォとしてはかなり高い結果を叩き出しています。
また計測中の様子はYouTubeで公開しております、動画版で掲載しておりますので合わせてご覧ください。
「Redmi Note 9S」まとめ・雑感
まだ購入から間も有りませんが、少し触れてみた初めてのXiaomiとしては2万円台でここまで仕上げてくるのは非常に力のある機種・メーカーに感じました。
MIUIはまだ深く触れてはいませんが、OPPOの「ColorOS」やファーウェイの「EMUI」などのように、かなり多機能かつデザインを含めまとめられている印象です。
「癖がある」と称されるMUIなので、もう少し触ってみる必要がありそうですが、Android OSをかなりカスタマイズされているOPPOを普段使っている管理人としてはすぐ慣れることができそうに思います。
またカメラですが、明るめに仕上げてくる傾向はありますが、鮮明に撮影が行えている用に感じます。
今後しばらく使用し、他の機種と絡めながら紹介していこうと思います。
Redmi Note 9Sを購入する
今回ご紹介したシャオミ「Redmi Note 9S」は以下の販売事業者と通信事業者から購入することができます。
スマートフォン単体で購入する
携帯電話会社との通信契約は不要で、スマホのみ購入できます。
通信契約をあわせて購入する
端末の購入と同時に通信契約が行えます。