UQモバイルは2018年からOPPOスマホを販売しており、昨年にはReno Aシリーズの人気製品である『OPPO Reno3 A』を発売しました。
Reno Aシリーズの取り扱いも行い始めたUQでは後継端末の販売も期待されましたが、最新の『OPPO Reno5 A』の販売は行われないことになっています。
今年のUQモバイルは「OPPO A54 5G」を取って発売
まず今夏にオッポが発売したスマートフォンは「OPPO Reno5 A・OPPO A54 5G・OPPO Find X3 Pro」の全3種。
UQモバイルはFind Xシリーズ以外は同社で取り扱い経験があります。
ただ冒頭でも記述していますが、UQモバイルは昨年Reno Aシリーズの『OPPO Reno3 A』を発売していて、その後後釜モデルであるReno5 Aが採用されると思いきや、そちらは見送られ、「OPPO A54 5G」のみが発売されることとなりました。
その「Reno3 A」は既に終売しており、UQモバイルでのReno Aシリーズの販売が絶たれた格好になります。
去年は逆に「Reno A」だけを発売
こうして今年は「Reno Aシリーズ」の発売を見送り、OPPO Aシリーズ(A54 5G)を取り扱うことに至ったUQモバイルですが、昨年は逆の状況でした。
去年の6月に「Reno3 A」を発売しましたが、11月に発売されたAシリーズの「OPPO A73」を発売しておらず、2020年はAシリーズは売られず、Reno Aシリーズは売られるといった今年とは逆の状況です。
OPPO Reno5 AがないのにはXiaomiと関係も影響か
このようにしてUQモバイルで取り扱われるOPPOスマートフォンのラインナップは変化し、今年はOPPO Aシリーズのみの販売となります。
OPPO Reno5 Aの販売が無かったのには、社内で検討を重ねた結果もあるのは当然と思われますが、その一因にはXiaomiの存在が関係しているのかもしれません。
auとUQモバイルはXiaomiと提携して、2社限定で取り扱う「Redmi Note 10 JE」をつい先日に発売。
このUQらとXiaomiが共同開発した、Redmi Note 10 JEはReno5 Aと同様におサイフケータイ・防水防塵に対応のほか同じく日本限定機種となっているなど、機能面や謳い文句からはXiaomi版の「Reno Aシリーズ」を思わせるような機種になっています。
UQモバイルでReno3 Aを利用しているユーザーの受け皿はシャオミに引き継がれたといったところでしょうか。
OPPO Reno5 AとRedmi Note 10 JE。今期UQモバイルが「OPPO A54 5G」を選んだのには、このような事情も考えられます。
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