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初代Reno A、発売から4年で使えないサービス続々と出現

2019年に発売された人気モデルOPPO Reno Aはことしで発売から4年となりますが、利用できない新サービスが相次いで出現しています。

FeliCa・NFCを搭載していることが特に強みのデバイスでしたが、それを活かせないシーンが増えている状況です。

 

新サービス「モバイルICOCA」利用できず

直近で利用できないことが明らかになったのは、3月21日からサービスを開始するモバイルICOCA for Androidです。

ICOCAはJR西日本の交通系ICカードです。

モバイルICOCAの利用条件は最新版のおサイフケータイアプリがインストールされていることと、Android 10.0以上を搭載している必要があります。

おサイフケータイの使えるOPPO Reno Aは一覧に入っていません。一方で記載されていない機種でも使える場合があると記されています。

しかしReno AはAndroid 9以上のアップデートは提供されておらず、アプリ自体がインストール出来ないため、利用できないことが確定しました。

 

マイナンバーカード読み込めず

OPPO Reno Aで利用できないサービスが目立ち始めたのは2021年のことで、政府が発行するマイナンバーカードの読み取りができない問題がReno Aで発生しました。

ワクチン接種を証明するアプリでは個人番号カードを読み取る必要がありますが、アプリ配信開始直後から、カードをかざしても反応しないという事象が利用者から報告が相次ぎました。

当初OPPOはReno Aでもマイナンバーカードを読み取れるとしていましたが、のちに非対応と判明します。

これについてはのちに、会社からハードウェアの事情で対応ができないということが明かされています。

 

NFC決済も一部使えないように

OPPO Reno AはFeliCaとNFCを搭載したスマートフォンで、それぞれ対応する非接触式決済を利用することができます。

FeliCaについては上述のモバイルICOCAの登場で、使えないサービスが出てきました。

一方でNFCについては「楽天ペイ」のNFC決済が、性能不足により利用できないことが明らかになっています。

なおOPPO Reno Aかつ同じNFC方式を採用するVisaのタッチ決済は利用可能です。

なぜ楽天ペイでは使えないのかは定かではないもの、一部決済機能やカードの読み取りに使えないスマートフォンになりつつあります。

 

強みが弱まりつつあるReno A

OPPO Reno Aは当時、SIMフリースマホで対応しない端末が大多数だった2019年にFeliCa・NFCを搭載していることが最大の強みの機種でした。

しかし発売から数年が経って機能の性能が十分ではないと明らかになるなど、こうした状況は残念なところです。

なおReno5 A以降の後継モデルでは、いずれのサービスにも対応・利用可能で、OSアップデートも行われるなど、新モデルでは改善が進められています。

 

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情報元(Source) 2 : 楽天ペイの「楽天カードタッチ決済」 - 楽天ペイアプリ

情報元(Source) 3 : モバイルICOCA対応機種一覧(PDF)