昨年10月に途上国を中心に販売されている「OPPO A77」が日本でも発売されましたが、新たにシャオミもRedmi 12Cという途上国向けモデルの機種を販売します。
これまでコストパフォーマンスの高い機種をリリースしてきた両者ですが、2022年秋から非常に廉価なスマホが売れる地域で売られるローエンドモデルの投入が行われています。
途上国向け「Redmi C」シリーズ 日本発売へ
Xiaomiは世界各国でスマートフォンを販売するメーカーで、それぞれの地域に合わせた製品戦略を展開しています。
このなかで日本では「Redmi Note JE」シリーズなど多彩なデバイスを発売していますが、新たにRedmi CシリーズのRedmi 12Cが取り扱われることとなりました。
Redmi Cシリーズはナイジェリアなど発展途上国に分類される地域にて販売されている低価格製品で、先進国に分類されている日本でも展開されることになった形です。
収入が高くない人々でも手が届きやすいスマートフォンとなっている反面、性能にも限りがあり、去年シャオミが発売したほぼ同価格のRedmi Note 11のほうが性能が高いほどです。
OPPOに続く形に
途上国向けスマートフォンを日本で発売することとなったXiaomiですが、遡ること2022年10月には、オッポが途上国を中心に取り扱っているOPPO A77という機種が発売されています。
2021年11月に発売されたOPPO A55s 5Gという端末の後継モデルとされているものの、性能は2018年の廉価機種と同等のほか、5Gには対応しなくなるなど、スペックダウンが目立ちました。
今回シャオミはオッポに次ぐような流れで、性能がを抑えた低価格の途上国向けスマートフォンを発売することになった形です。
今後の新製品どうなるか
スマホ大手から低価格・低性能スマートフォンの発売が相次ぐこととなりました。
オッポからはOPPO A5 2020やA54 5G、シャオミはRedmi Note 9SやRedmi Note 10 Proなど2社は非常にコストパフォーマンスに優れた機種を出していた過去があります。
途上国向けスマホを日本で売るようになった背景には。様々な事情が推測されますが、一定以上の性能・機能を有する新モデルの投入に期待したいところです。
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情報元(Source)1 : Xiaomi Nigeria | Xiaomi Official Website
情報元(Source)2 : Twitter
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