OPPO Japanは2020年3月16日に、2018年発売のエントリースマートフォン「OPPO R17 Neo」に対してAndroid 9・Color OS 6.0.1へのOSアップデートを配信を開始しましたしました。
同社としてはが2020年に入ってのOSアップデートで注目を集めており、別の廉価機種へのアップデートが期待できるかもしれません。
廉価機種「R17 Neo」にOSアップデート
冒頭でも記述しましたがOPPO Japanは2020年3月16日に、2018年発売の廉価モデル「OPPO R17 Neo」に対してAndroid 9へのOSアップデートを配信しました。
R17 Neoは2018年冬発売で4万円以下の価格を抑えた機種で、安価ながら必要十分な性能に画面内指紋認証などコスパに長けており、内容に対する価格の安さから人気機種の1つとなっています。
実はOPPOがこのような低価格スマートフォンにAndroidアップデートを提供したのはR17 Neoが初となります。
アップデートに消極な姿勢だった『特例的』
OPPO Japanは日本市場に参入した当時から2019年12月までは、自社製品のAndroid OSアップデートには積極的とは言えず「基本的に出来ない」と答え続けてきました。
ただ2019年10月から12月にかけて計3機種にAndroid 9の提供を行った事もあったのですが、それらは『特例的』な措置とし、アップデートの実績を着々と積みながらも2019年中はその否定的な方針に変化はありませんでした。
前例も高価格帯のモデルに集中
上項で2019年10月から12月にかけて年内に計3機種にAndroid 9の提供したと記述しましたが、それらは「OPPO R17 Pro」「OPPO Find X」「OPPO R15 Pro」と全て5万円以上の高価格・高性能な機種に留まりました。
そんなアップデート実績でしたが、今回行われた4万円以下の機種である「R17 Neo」に対するアップデートの実施はこれまでに無いOPPOの変化と言えます。
他の機種のアップデートにも期待!
OPPOは高価格帯のスマートフォンを展開していますが、主力なのは安価な機種が中心です。
R17 Neoを除くOPPOの廉価機種は「R15 Neo」「AX7」「Reno A」「A5 2020」の4モデルとなり、この内「OPPO AX7」「OPPO R15 Neo」は2018年発売でR17 Neoと同世代のスマホです。


OPPOが「アップデートしない」と宣言していた事もあり、これらの機種に対するAndroid OSのアップデートは望み薄な物でしたが、今回のR17 Neoのアップデートもあり、今後提供される可能性も否定できない物となりました。
またそんな宣言をしていたOPPOも2020年からは方針が変わったようでTwitter上でアップデートについて「前向きに検討」「実現に向けて検証中」などとコメントを残している他、2月には「OPPO Reno A」については『出来る限り頑張る』と回答しています。
OPPO R17 Neoに続き「R15 Neo」「AX7」「Reno A」「A5 2020」といった廉価モデルへにOSアップデートは提供されるのでしょうか。
2020年OPPOはソフトバンクで製品が発売されるなど勢いづいているメーカーとなっていますが、同時にアップデートも可能ならば提供していって欲しい所です。
また当記事の内容はオッポジャパン公式の見解ではありません。
正式なAndroid・ColorOSのアップデートに関する情報はOPPO Japanのホームページ、または公式ツイッター(@OPPOJapan)にてご確認ください。
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