現在SIMフリースマートフォンにおいて、Android 9搭載の機種に対してAndroid 10へのアップデートの配信・提供を各メーカーが次々と実施しています。
その中でも遅れが目立ってしまっているのがOPPO製品です。
Android 10提供 ファーウェイなど
まず日本国内のSIMフリースマホ市場において圧倒的なシェアを持つファーウェイは、2020年3月中に「P30 lite」や「nova lite3」などの計6機種に対してAndroid 10(EMUI 10)へのアップデート配信を開始しました。
アップデートを行ったのはファーウェイに留まらず、2019年12月に発売された「TCL PLEX」にも3月31日にAndroid 10へのアップデートが提供が始まりました。
この例とした挙げた「P30 lite」「nova lite3」に「TCL PLEX」はOPPOの人気モデル「Reno A」や「A5 2020」と近い価格で販売されているOPPOのライバル・競合機種です。
OPPOも3月にOSアップデートを実施も遅れ目立つ
OPPOもアップデートを行っていない訳ではなく、2018年発売のエントリー機種「OPPO R17 Neo」が3月中旬にAndroid 9(Color OS 6)へのアップデートを果たしています。
アップデートをしっかり配信したのは高く評価できるポイントではありますが、それでも他社との比較は免れません。
他社がAndroid 10への提供を行う中、OPPOは1つ遅れてAndroid 9の配信、そしてファーウェイに関しては1ヶ月の間に6機種へOSアップデートを実現し、「TCL PLEX」はReno Aより約2ヶ月程後に発売された機種ながら、同機より早くAndroid 10の配信を実施した所を見ていると、どうしてもOPPOの遅れが目立ってしまう所です。
アップデート予定はある機種も
他社に一步遅れる結果となったOPPOですが、もちろんアップデートの予定が無いわけではありません。
「OPPO Reno 10x Zoom」に関しては実現に向けて検証中としており、人気モデル「OPPO Reno A」にはできる限り頑張ると、アップデートを否定しない返答を行っています。
まとめ・雑感
日本でスマートフォンを展開していく上で、OSアップデートを含むしっかりとした購入後の機種へのサポートは必要不可欠な要素です。
OPPOはまだ日本では新人メーカーなところもあり、こういった所はスマホメーカーとして先輩であるファーウェイを見習って、遅れを取らずアップデートにも努めて欲しいと思う限りです。
ただAndroid OSの更新に対しての意欲が無いわけでは無さそうですので、今後のアップデート情報に注目していきたいところです。
関連記事 : OPPO、今後はSIMフリーからキャリア事業へ方向転換? - OPPOラボ