今月16日に発表されるReno Aシリーズ最新機種発表を前にOPPO JapanのReno Aシリーズに携わるスタッフに行った開発者インタビューが公開されており、開発の苦労などが明かされています。
その取材の中で、全部入りスマホとして知られるOPPO Reno Aについて、OPPO内の部署で課長を務める社員から「わがままなスマホ」として語られる一幕がありました。
オッポ課長 OPPO Reno Aは「わがままスマホ」
6月1日からオウガ・ジャパンでOPPO Reno Aの開発者に取材をしている模様が、ギズモード・ジャパンによって公開されています。
取材の中でインタビュワーが、OPPO Reno Aについて欲しいものを一番詰め込んだ機種であるとした上で『すごいわがままだと思うんですよ ある意味』『価格を抑えたいし でもこの機能は入れなきゃいけないしっていう』と、Reno Aシリーズを独自の視点からの印象を語り、OPPO Japanプロダクト部企画課課長の齋藤裕明さんに問いかけました。
それに対し齋藤さんは『わがままなんですけど』と同意。
さらに続けて、Reno Aにはカメラを綺麗に取りたい、おサイフケータイと防水防塵も欲しいといった機種対する機能などの要望の多さから『結構欲張り』とも表現されました。
OPPO Reno Aシリーズは「全部入り」の機種として評されることが多いですが、オッポとしても多くが詰め込まれたスマートフォンと意識していることが垣間見えます。
欲張りスマホOPPO Reno Aは開発も一苦労
OPPO Japanの開発スタッフの方が「よくばり」であるとも明言するOPPO Reno Aシリーズは、バランス調整にも都度苦労されているようで、取材の中では機種の開発について聞かれた際に、斎藤さんが『大変ですね』と難しさを告白される部分も見られました。
インタビューではスペックを決めるのが一番大変であることが語られていて、ほかカメラ性能など全般を含め、齋藤さんによれば、そうした機種ごとにバランスの調整が大変であるといいます。
その上、一定の価格で抑えなかればいけないといった背景もあります。昨年のOPPO Reno5 Aはシリーズで初めて値上がりをしており、昨年にはOPPO Japanの取締役も価格設定の苦慮していたことが明かされています。
わがままReno Aは人気機種 Xiaomiも追従
取材の答えた斎藤さんをはじめ、OPPO Reno Aシリーズは開発のたび、性能の調整や価格設定などで苦労していることが明らかになりましたが、開発スタッフの努力は確実に成果が出ています。
例えば2020年モデルの「OPPO Reno3 A」は2021年に最も売れたSIMフリーAndroidスマートフォンとなっているなど、日本人向けの機能も詰め込まれたスマホとして立ち位置を確立しています。
ほか2021年には「Xiaomi Japan」がOPPO Reno Aシリーズを意識したと見られる『Mi 11 Lite 5G』を発売していて、この機種も価格を抑えながら一定以上の機能と性能を持つ「シャオミのわがままスマホ」となっています。
このようにOPPOの動向を他社も追従する動きを見せるほどになっているReno Aシリーズ、OPPO Reno5 Aの後継機種ともなる最新モデルは6月16日に発表される予定です。
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情報元(Source) : スマホ愛あふれる中の人が語る新しい「OPPO Reno A」の魅力と、開発の裏側とは? - YouTube