今人気を博している最新スマホ「OPPO Reno A」。
当ブログでは以前「「OPPO Reno A」はAndroid 10にアップデートされるだろうか【考察】」という記事を投稿し、Reno AがAndroid 10へOSアップデートされるかと予想をしました。
その記事では否定的な予想でしたが、記事公開からしばらく経過しOPPOにも動きが見られました。
前回上げたポイントを踏まえて、改めてアップデートの有無について考えてみました。
あくまで本記事での内容・考察の一部は全て素人の管理人の想像に過ぎず、OPPO Japan等の公式の見解ではありません。ご容赦ください。
以前"可能性が低い"とした理由
まず以前の記事でReno AがAndroidアップデートが提供される可能性は低いと考えた理由は以下のとおりです。
・日本限定モデルであること
・タレント起用とCMなどの広告展開などかかった費用の想定
・性能に対して限界まで下げたであろう販売価格(3万円台)
・技術的に不慣れであろうFeliCa(おサイフケータイ)
上記の4つをポイントとして挙げて、タレント起用など広告・宣伝に費用を掛けて性能に対し限界まで落としたであろう価格を落とした上に、国外には存在しない日本オリジナルモデルである事。
そしてまだ不慣れであろう「FeliCa」(おサイフケータイ)を搭載するモデルにOSアップデートを提供しようと思えば、更にコストがかかってしまう事が予想される為、考察記事では「アップデートされない可能性が高いのでは」と予想しました。
詳細な管理人の考察は以下の記事をご覧ください。
OPPOに動きアリ
あの記事の投稿から1ヶ月、OPPO側に動きや最近新たに判明した情報など状況に変化がみられました。
改めて先述の予想を振り返ってみます・
理由① コスト・費用
まずは1つめはコストや価格面での事です。
先程理由として並べた物の中で4つの中に『タレント起用とCMなどの広告展開などかかった費用』『性能に対して限界まで下げたであろう価格』『技術的に不慣れであろうFeliCa』の3つを挙げました。
予想記事でも性能に対し限界まで下げたであろう価格にタレント起用のテレビCMなどの広告費、技術的に不慣れなFeliCa搭載機をアップデートすることにより、更にコストが掛かる恐れがあるため、アップデートはされない可能性が高いのでは、としました。
この3つは全てコスト関連の事で、OPPO Reno Aはその内容に対する安さから「利益率が低すぎるのでは」とまで囁かれており、実際に宣伝費用だけでも相当のお金がかかっている事が予想できます。
そんなかかった費用を予想理由として挙げていましたが、12月にOPPO Reno Aの値段設定についてあらたな情報が公開されました。
同月OPPO Japanの社長に対して、「ITmedia」が行ったインタビューの中で語られています。
価格については、よく「コスパがいい」と言われますが、このスペックで
この値段はグローバル市場での“適切”だと思っています。
出典 : https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1912/18/news074.html
価格についてコメントをされており、「価格は適切」と残されています。
つまり予想した「限界まで下げた」に値する事実はないようで、「コスパ最高!」などと高く評価されている値段については、あくまでもOPPOとしては適切な価格設定だと主張しています。
つまりこの3万円台の販売でも充分に、OPPO Japanにとって採算のでる価格であることが予想することができ、一定の利益が取れているならばアップデートしても大きくコストが掛からない可能性が考えられます。
どうやら管理人のコストや値段による予想は見当違いだった模様です。
関連情報 : OPPO Reno Aは『安くない』事が判明 - OPPOラボ
理由② FeliCa(おサイフケータイ)
2つめはFeliCa対応での事です。
価格・コストの理由にも上がりましたが「FeliCa」の対応についてで、上記の価格面では、まだ技術的に不慣れであろうおサイフケータイ搭載機をアップデートすることにより、ただでさえ大きく発生している費用に更にコストが発生してしまうのでは、と予想していました。
実際の所は適切な価格であると明らかになり、採算も取れていると考えています。
そして価格ともう1つ挙げていた「技術的に不慣れ」の点でしたが、OPPOはFeliCaに早くも適応できたのか、12月21日からおサイフケータイ搭載機である「OPPO R15 Pro」にてAndroid OSアップデートの配信を実施しています。
www.oppo-lab.xyz管理人が予想していた「技術的にはまだ不慣れで難しいのでは」という予想もコスト・価格面と同じく見当違いだった模様です。
関連情報 : OPPOが3度目のAndroid 9へのアップデートを開始 - OPPOラボ
OPPOは消極的ながら3ヶ月連続アップデート中
OPPO Japanの全体的な方針であることから、理由としては挙げていませんが、OPPO Japanはアップデートに対して消極的な姿勢を見せています。
以前管理人がOPPO Japanにアップデート有無について問い合わせた時はOPPOより以下の回答を頂きました。
「(OSの)アップグレードにつきましては、基本的に行っておりません。
基本的には、OPPOのスマートフォンでアップデート(例:AndroidOS 8.1→AndroidOS 8.2)はできますが、アップグレード(例:AndroidOS 8.0→AndroidOS 9.0)はできない仕様となっております。」
また「OPPO R17 Pro」などの一部製品がAndroid 9にアップデートされたことについては『特例的』であるとしています。
そんな方針を貫いているOPPOですが、実は10月から12月にかけて3ヶ月連続で計3機種をAndroid 9へアップグレードを実施しています。
これらも恐らくOPPO Japanは「特例的」とすると思われますが、実際には方針とは異なってしっかりアップデートを行うケースもある事から、かなり売れている「OPPO Reno A」に対してもOSアップグレードを提供する可能性はあると考えられます。
また12月のFeliCa搭載機「R15 Pro」のアップデートについて現在OPPO Japanに問い合わせ中です。
残るポイントは「日本限定」であることか
12月からの新情報やアップデート状況から、4つの内3つは見当外れな予想となりました。
冒頭で挙げた予想した中で残るポイントになると思われるのは、OPPO Reno Aが日本オリジナルモデルであることです。
まずOPPOを含む海外でスマートフォンを展開しているメーカーは基本として、海外で販売している機種ベースとし日本国内向けに調整してから、発売します。
この元となる機種通称「ベースモデル」なのですが、OPPO Reno Aにはこのベースモデルは存在しないとOPPO Japan社長から明らかにしています。
つまりは海外においては取り扱いが一切ない日本だけのOPPOスマホ。
以前OPPOは海外においてAndroid 10のアップデート対象機種を公表しましたが、当然ながら国外では売られていない関係でそのリストの中に記載されることはありませんでした。
もちろんリストに名前がないだけでアップデート有無を予想することはできませんが、売れているとは言っても日本でしか販売されない機種に、海外を中心に展開しているOPPOが限定モデル「Reno A」にアップデートを提供するかは可能性としては高いとはまだ言えないと思います。
まとめ
管理人の前回の考察は大方見当違いでした。しかし日本限定の製品であることは今後もそうそう解決できる課題では無いため、アップデートの有無には大きく影響しそうです。
日本で無名に近い存在だったOPPOを一気に飛躍させたOPPO Reno A、日本ユーザーの獲得につながっている機種ですから、今後も動向に注目しつつアップデートには期待したいですね。
大変お見苦しい駄文を最後までお読み頂きありがとうございました。
あくまでこの記事内の内容・考察の一部は素人の管理人の想像に過ぎず、全て正確な情報ではありません。ご容赦ください。
関連記事 : OPPOのAndroidアップデートは『特例的』 - OPPOラボ