先月発売された「OPPO Reno7 A」を手にとったユーザーから、他のスマートフォンと比べてディスプレイの輝度が暗いと評されていることがあります。
実際に利用する上で画面の暗さが影響するか、ほかの機種を交えてディスプレイの輝度の比較を行いました。
OPPO Reno7 Aの最大輝度は低め
まずOPPO Reno7 Aのディスプレイの明るさの上限については、オウガ・ジャパンが公開している同機種のスペック表から確認することができます。
明るさを表す単位「nit」で数字にした場合、Reno7 Aデフォルト設定時の輝度が430nit、最大輝度が600nitと記載されています。
OPPO Reno7 Aの数値は他機種と比べてやや低いものです。例えば1ヶ月違いで発売された、同じ44,800円発売の機種「Redmi Note 11 Pro 5G」のピーク輝度は1200nitとなっています。
nitの差による違いは大きく、一例を上げると下記の写真はいずれの端末も最大輝度設定なのですが、画像中央の機種は輝度400nitのスマートフォン(Redmi 9T)なのですが、他と比べディスプレイの暗さが目立ちます。
他機種のディスプレイと比較
数字上では同価格帯のモデルより明るさの表す指数が低いOPPO Reno7 Aですが、実際に他の機種と並べて明確な差がでるか比較を行いました。
以下の写真中央がOPPO Reno7 Aです。まず左は2万円台のRedmi Note 11・右がiPhone 13で、いずれも最大輝度に設定しています。
Xiaomi、iPhone共にReno7 Aより明るさを表すニットの最大値が高い機種ですが、明かりのある屋内の撮影ボックス内では、見て明らかな大きな差は見られませんでした。
ほか一般的な照明の元でも輝度に不満を感じることはなく、室内で使用する場面であれば画面の輝度の低さを大きく感じることはないでしょう。
太陽光届く屋外で暗さが出てくる可能性
屋内使用時には対して大きな差は見られませんでしたが、外出時には印象が異なってくる可能性があります。
この場合一番輝度の差が生じるのは日光の届く屋外でしょう、OPPO Reno7 Aでは太陽光の直下では最大輝度にしても満足に明るさが届かない可能性があります。
そうした環境下では手で画面を覆って視認性を確保するなど利用者の工夫が求められることになるかもしれません。
屋外での使用が多い場合はディスプレイの輝度の優劣も機種選定の材料にしたいところ。
Reno7 Aと同価格帯の機種では、上述した「Redmi Note 11 Pro 5G」などが候補になりそうです。
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情報元(Source) 1 : OPPO Reno7 A スペック | オウガ・ジャパン | オウガ・ジャパン
情報元(Source) 2 : Redmi Note 11 Pro 5g 仕様 | Xiaomi 公式(日本)