OPPO Reno7 Aの一部モデル、未だAndroid 13ソフト更新実施されず

ことし5月に「OPPO Reno7 A」へAndroid 13のバージョンアップが開始されてから、11月23日で半年を迎えます。

オッポでは機種問わず、まずSIMフリー版の配信が開始されてから、通信事業者向けモデルには数日から数ヶ月程度遅れて実施される傾向にあります。

これまで長くとも3ヶ月ほどで全モデルにアップデートが実施していたOPPOですが、「Reno7 A」では、配信から約6ヶ月が経過してもなお更新が実施されていない異例の状況となっています。

5月23日にAndroid 13へソフト更新はじまる
前モデル「Reno5 A」は数ヶ月以内で配信完了
ソフトウェア更新そもそも無い可能性も？

5月23日にAndroid 13へソフト更新はじまる

OPPO Reno7 AにAndroid 13のバージョンアップが開始されたのは2023年5月25日のことで、25日時点で配信の対象モデルとなっていたのはSIMフリー版です。

その後約2ヶ月後の7月18日にauとUQモバイルモデル（型番がOPG04のもの）に対してもソフトウェア更新が開始されています。

この時点でアップデートがまだ実装されていないモデルは、楽天モバイルモデルとワイモバイル版（型番がA102OPのもの）の2モデルのみとなり、ほかのキャリアモデルに配信が行われたことから、上記2モデルにも早期に配信されることが期待されていました。

しかしこれ以降SIMフリー版・au/UQモバイル版以外にアップデートへの配信が実施されることはなく、最初の配信から早くも半年が過ぎようとしている形です。

前モデル「Reno5 A」は数ヶ月以内で配信完了

楽天モバイルモデルとワイモバイル版にアップデートが行き届いていないOPPO Reno7 Aですが、ここで前モデル「OPPO Reno5 A」にAndroid 12が配信されたときの、モデルごとの配信スケジュールを振り返ってみます。

まずOPPO Reno5 AにAndroid 12のソフト更新が行われたのが2022年4月のことで、Reno7 A同様SIMフリーモデルからの実施でした。

4月21日 : SIMフリーモデルに配信開始

5月30日 : ワイモバイル版に配信開始（A101OP）

5月30日 : 楽天モバイル版に配信開始

7月13日 : ワイモバイル版（eSIM対応モデル）配信開始

7月15日 : Y!mobile版のeSIM対応モデルで不具合見つかり停止

8月4日 : 全モデルで配信再開

OPPO Reno5 Aでは、SIMフリーモデルにAndroid 12が配信されてから1ヶ月と9日間後に、相次いで通信事業者向けモデルに配信が始まっていることが分かります。

今回半年ほどOS更新の動きが見られないOPPO Reno7 Aとは対照的です。

eSIM対応版ではAndroid 12の配信からわずか2日後に配信が見合わせとなるアクシデントが起きたものの、このようにSIMフリーモデルの配信から約3ヶ月で全モデルにアップデートが実施されました。