最新機種「OPPO Reno5 A」は通常のSIMフリー版に加えて、Y!mobileで発売されているワイモバイル版が存在しています。
このワイモバイル版では、SIMフリーモデルと比べると仕様に相違する点があるほか、価格設定にまで違いがあります。
ワイモバイル版は内蔵アプリ多め
まずSIMロックフリーモデルとワイモバイルで販売されるY!mobile版において、まず目につく違いとしては、プリインストールアプリの多さが挙げられるでしょう。
SIMフリー版では、OPPOとGoogleの純正アプリを中心に構成されており、オッポ端末としては標準的でスッキリしています。


対してワイモバイル版では、上記のアプリケーションに加え、ワイモバイル・ソフトバンク製の所謂『キャリアアプリ』やヤフー系のアプリが複数個プリインストールされており、削除できないものもあます。
このアプリの分、ストレージ容量も圧迫されるのは言うまでもありません。



「SIM」の仕様が違う
続いて端末の仕様としての違いは、SIMカードの機能に関するものです。
SIMフリー版では2つのSIMカードが利用可能な他、加えて今作からデジタルSIM『eSIM』が利用可能となっていて、SIMフリースマホとして使い幅が広がりました。



一方でワイモバイル版で利用できるSIMカードは1枚に絞られているほか、eSIM機能も削除されており、ワイモバイルのReno5 Aでは使うことが出来ません。
これはワイモバイルでのみの利用を想定している為、このようなカスタマイズが施されているのだと推測されますが、一方でSIMカードを1枚しか利用しないユーザーにとっては特に気にならないポイントであると言えます。
安いのは「ワイモバイル版」新品未使用品でも2万円台
このように端末内部の仕様を中心として相違点のあるワイモバイル版とSIMフリー版ですが、最も購買に影響する可能性があるのは価格設定でしょう。
まず通常のSIMフリー版「OPPO Reno5 A」の定価は43,800円(税込み)と4万円を超えます。
対するY!mobileのReno5 Aは税込み39,600円と4万円以内に収まっているのです。
またワイモバイル版Reno5 Aは、メルカリなどといった市場においては、新品未使用品が3万円もを下回る値段で売買されており、購入ルート次第で非常に安価に入手する事が入手することができてしまうのも強みです。
もちろん安い分、先述したような仕様の違いがあり、それが許容できるかできないかで、ワイモバイル・SIMフリー版のどちらかを選択するかの分かれ道となりそうです。
値段で考えるならワイモバイル版、一方でSIMの機能性やストレージ容量の確保を重視するのであればSIMフリーモデルを選ぶことになりそうですね。
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