OPPOが現在販売している「OPPO Reno5 A」と「OPPO A54 5G」は、それぞれ充電器(ケーブル・電源アダプタ)が同梱されていません。
この機種からOPPOの利用を始めたユーザーにとっては標準的な仕様であると受け取るでしょうが、実は充電器の付属が終了したのは今年からです。
削減されることになったOPPOの付属品
まずOPPO Reno5 AとOPPO A54 5Gに同梱される付属品についてですが、内容物は以下の画像の通りで、クリアケースなどが同梱されます。
しかしこの2機種が以前に発売されたオッポのスマートフォンでは、上記のケースなどに加えて充電器一式と有線イヤホンが付属していました。
つまりはOPPO Reno5 AとOPPO A54 5Gから始まった削減と言える変更です。
同梱終了は「コストカット」と思われる
ユーザーの目線で見れば、過去の機種にあった同梱物の一部が付属しなくなるのは「改悪」と取られるかもしれません。
ただ恐らくはOPPO Japanとしてはコストの削減の意図があったと見られます。
まずReno5 AとA54 5Gはどちらも5G通信に対応したモデルであって、Reno A・Aシリーズの中でも最も性能が高い機種になったこともあってか、Reno5 Aは前作から4,000円の値上がりとなるなど、随所からコストが上昇している事が伺えます。
OPPO A54 5Gこそは価格は30,800円と前作の値段を引き継ぎましたが、上述の通り充電器一式の同梱を廃止しています。
このように2021年に発売したOPPO Reno5 Aらで充電器の同梱が無くなった背景と理由の1つにはには、価格を極力抑えるために、最低限の内容にして付属することを終了したものと考えれます。
純正充電器は「別売」に
こうして充電器がセットではなくなったOPPO Reno5 AとOPPO A54 5Gを購入した場合には、新たにユーザーが充電器を用意する必要が出てきます。
ただ実はOPPO純正の電源アダプタとケーブルはそれぞれ単体で購入することが可能で、「OPPO公式楽天市場店」等から仕入れることができます。
上述したコストカット削減の一環もあると思われますが、今では同型の充電器を保有しているユーザーも多いと思われるので、これにより不必要にケーブル類が増えることもなくなります。
またスマホ本体の価格上昇も防ぐことに貢献していると思われる事も忘れられない所。
単に付属することを辞めたといえど、少なくともOPPOの場合は利用者への不利益はそこまで大きく無いものと思われます。
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