OPPO Japanが販売していたSIMフリースマホ「OPPO Reno3 A」においては、2021年9月より、一部の環境でホーム画面に戻る操作が実行できなくなる不具合が発生していました。
不具合の発症からは既に2ヶ月が経過していますが、11月下旬に不具合が解消されていたことが分かりました。
操作性を著しく下げる「ジェスチャー不具合」
まずOPPO Reno3 Aで発生していた不具合の症状ですが、スマートフォンの操作形態を「スワイプアップジェスチャー」に設定している上で、OPPO純正以外のサードパーティ製のホーム(ランチャー)を利用していると、ホーム画面に戻る操作が受け付けなくなるといったものです。
これにより、起動中のアプリからホーム画面に本来はスワイプだけで戻れる操作形態が崩れることになっていました。
回避策としては操作方法をナビゲーションボタン方式に変更するか、ホームアプリをOPPO純正のもので利用することが求められました。
11月にソフトウェア更新で改善がなされる
このジェスチャー機能に不具合が起きたのは2021年9月、そしてその2ヶ月後の11月にOPPO JapanはOPPO Reno3 Aに、不具合発生後はじめてとなるソフトウェアアップデートを実施しました。



このソフトウェアアップデートの内容には、ジェスチャー操作による不具合についての記述はなされていません。
ただアップデートのインストール後には、OPPO純正ではないホームアプリ使用時でもジェスチャー操作が正常に作動するようになったことが、Reno3 A利用者から報告されています。
OPPO Reno3 A の OS アップデートがようやく来て、Nova と組み合わせたときのジェスチャー操作の不具合が解消された。
— C.Ysik (@chrysik) December 1, 2021
ずいぶんと使い難い日々が続いていたので、フツーにジェスチャー操作できるのがなんか幸せ。
また筆者が所有しているOPPO Reno3 Aでも、上述の問題が解消された事を確認できました。
OPPO Reno3 Aの不具合は珍しい印象
こうして終着したOPPO Reno3 Aの「ジェスチャー不具合」。Reno3 Aは2020年6月の発売以降、少なくともSIMフリーモデルでにおいては目立った不具合を起こしていませんでした。
前モデルのReno Aでは「ウィジェット問題」、後継モデルであるReno5 Aでは「eSIM問題」などが見られていて、それらと比べるとOPPO Reno3 Aはソフトウェア的な問題が少数である印象がありました。
Reno3 Aとしては珍しいことになったジェスチャー不具合、取り戻された安定した状態が継続されるよう願いたいところです。
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