6月に販売が始まって以降、順調にユーザーを獲得している「OPPO Reno3 A」。
そしてオッポ製品にはAndroidを元にした『ColorOS』を搭載しており、違う機種でも同じ使い勝手で利用することが可能。
しかし同じColorOSを搭載するReno3 Aですが、実は仕様が異なる点があり、それはデフォルトの「電話」アプリが他のOPPOスマホとは異なる仕様になっています。
Reno3 Aだけ違う標準アプリ


それは機能が一部変更されている程度ではなく、Reno3 Aの場合これまでと全く違う電話アプリを搭載しています。
まず通常OPPO端末にはオッポ純正の電話(連絡先)アプリが搭載されています。
対するReno3 Aでは、純正からGoogle製の「電話」に置き換えられており、使い方も異なる仕様になっています。






アプリ変更に伴い機能削減も
このようにOPPO Reno3 AではGoogle純正の電話アプリに変更がなされましたが、この影響でこれまでのOPPO端末では利用できていた一部の機能は使えなくなっている物もあります。


まず互いの電話アプリからの「設定」を確認しますと、別アプリの為用意されている項目が全く異なる物であることが見て取れます。
例えば『通話の録音』はOPPO Reno3 Aでは使えなくなってしまっており、別途対応するアプリをインストールするなど対策が必要です。


また名刺を自動で読み取って連絡帳に登録できる『名刺機能』や、特定の連絡先を指定しておやすみモードやマナーモード時にも着信音を鳴らして知らせる『VIPの連絡先』機能もReno3 Aではなくなってしまいました。
このようにOPPO純正アプリからGoogleの電話アプリに入れ替わってしまった為、従来のオッポ製品で使えていた独自機能も利用できなくなってしまいました。
この仕様はReno3 Aのみ?
これまで存在していたOPPO純正アプリが変更されてしまったReno3 A、その理由は明らかにされていません。
ただ同じ今年発売の機種でも「Find X2 Pro」や「Reno3 5G」などといったモデルには、これまでと同様にGoogle製アプリではないオッポの電話アプリが内蔵されています。
この為この変更は今の所『OPPO Reno3 A』でのみ行われているものになっています。
同機は「OPPO Reno A」の後継モデルとされていますが、それから一部の既存機能を無くしてまで取り替えられてしまったReno 3 A。
既存のオッポユーザーの多くは、乗り換える場合には慣れ親しんだOPPO製の方が扱いやすく思われ、また統一感のためにもせめて復数の選択肢を用意してほしかった所です。
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