Xiaomi Japanは今月14日に、おサイフケータイ(FeliCa)と防水機能に対応した、新しいSIMフリースマートフォン『Redmi Note 10T』を国内で発売することを発表しました。
いわゆる国内向けにローカライズが施されているモデルで、同じXiaomiからはMi 11 Lite 5Gや、ライバルのOPPOなどもFeliCaと防水防塵を備えた人気モデルをリリースしています。
ただしRedmi Note 10Tはより1段階低価格で、同じ機能を有しているSIMフリーモデルのOPPO Reno5 Aとの価格差は9,000円安い価格設定での日本投入となります。
発表「Redmi Note 10T」日本版 SIMフリー他キャリアも発売
シャオミは4月14日、新しいスマートフォンとして「Redmi Note 10T」を、今月26日より販売を開始することを明らかにしました。
前モデルにあたるRedmi Note 9Tはソフトバンクのみでの発売でしたが、Redmi Note 10TからはSoftBankに加えて、オープンマーケット版(SIMフリーモデル)も販売されるとのことです。
大手携帯電話で取り扱われているXiaomiスマートフォンが、キャリアモデルとは別にSIMフリー版の発売が行われるのは今回が初めてのこととなります。
価格は34,800円(税込み)となっており、公開市場版版の「Redmiシリーズ」として初めておサイフケータイと防水防塵機能に対応するモデルとなります。
また先月発売された Redmi Note 11 は4Gまでにしか対応しない仕様でしたが、今回Note 10Tは5G通信にも対応しています。
SoC(CPU)にはSnapdragon 480 5Gを搭載し、ストレージ容量は64GBを備え、指紋認証やeSIMなども利用が可能であるとしています。
日本向け機能に対応しつつOPPO Reno5 Aなどより控えめの価格
Redmi Note 10Tの値段設定は、おサイフケータイと防水防塵機能を有するSIMフリー端末としては他機種に比べ、3万円代前半と価格が抑えられている部類に入ります。
例えばこの両機能を武器に、SIMフリースマホとして高い人気を持つオッポの「OPPO Reno5 A」は43,800円で取り扱われており、性能差はありつつも、今回シャオミは既存機種よりリーズナブルな選択肢を国内ユーザーに提示することとなった形です。
OPPO Japanが販売している、Redmi Note 10Tと同等の性能を有する3万円台前半のスマートフォン(OPPO A55s 5G)はおサイフケータイには対応していないほか、指紋認証や急速充電も備えられていません。
このNote 10Tはオッポらの低価格モデルに対しても強い存在感を放つこととなりそうです。
来月以降 OPPOも対抗となる新機種を発表か
今年に入ってXiaomi Japanはスマートフォンを既に複数リリースしており、今回のRedmi Note 10Tはその2機種目となります。
一方のOPPOは今年2月にワイモバイルでOPPO Reno5 AのeSIM対応版を発売した以降、新製品についての情報を現段階で発表していません。
ただし翌月にはOPPO Reno5 Aが発表されてから1年を迎えるため、例年通りの発売サイクルとなれば、5月以降にOPPO Reno5 Aの後継モデルが発表される可能性のある見通しです。
FeliCaと防水に対応した新しい選択肢としてRedmi Note 10Tは既存の主力モデルと比較しリーズナブルですが、新機種の購入を考えている場合、OPPOの動きにも注目し、オッポ新モデルなどの発表などを踏まえて検討したいところです。
Redmi Note 10Tは4月14日より事前予約を受け付けており、4月26日をもって発売となります。
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— Xiaomi Japan (@XiaomiJapan) April 14, 2022
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情報元(Source) : Redmi Note 10T - Xiaomi Japan