楽天モバイルは2018年冬より、OPPOが発売するSIMフリースマートフォンを仕入れて自社での販売を行っています。
2020年末まではほぼ全機種の取り扱いを行っていた楽天でしたが、今年に入ってその扱いに変化が見られていて、今夏のOPPO新端末で楽天モバイルが発売したのは1機種だけでした。
2018年からSIMフリーのOPPOをほぼ販売していた楽天モバイル
まず楽天モバイルがOPPO製スマートフォンの取り扱いを始めたのは、同社がMVNO時代の2018年の冬からのことになります。
当時日本では無名だったOPPOが同年の冬に発売したSIMフリー端末である「AX7」「R17 Pro」「Find X」3機種をすべて採用。
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— 楽天モバイル (@Rakuten_Mobile) November 26, 2018
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そして2020年末までに、楽天モバイルはSIMフリースマートフォンとして発売されたOPPOの、すべての機種の販売を手掛けました。
楽天モバイルではOPPO製スマートフォンをこれまで積極的に採用していたことは、過去の機種の発売数から明らかです。
今期は『OPPO Reno5 A』だけを発売
ただその意欲的な流れは2021年で打ち切られることとなりました。
今年オッポは日本で「OPPO Reno5 A」「OPPO A54 5G」「OPPO Find X3 Pro」を各携帯電話会社のほか、SIMフリースマホとして発売していますが、楽天モバイルから販売されるのはうち1機種のみに絞られました。
楽天モバイルが採用を決めたのは昨年発売のヒット機種Reno3 Aの後継端末であるReno5 Aのみで、のこり2機種については販売は行わない運びとなります。
一応OPPO A54 5Gに限っては、SIMフリーモデルで楽天回線対応機種であるとされており、楽天モバイルでの利用自体は可能です。
雑感「3年前から販売していたOPPOのシリーズ機種が消える」
こうして今期楽天モバイルで販売されるOPPO製品は「Reno Aシリーズ」の最新機種のみなりました。
楽天モバイルではReno Aシリーズが出てくる前より、OPPOのAシリーズである「AX7」「A5 2020」「A73」と3年以上に渡りシリーズ機種の取り扱いを続けていたのに、4代目となるOPPO A54 5Gの取り扱いは行わないのは残念かつ寂しく思うところ。
そのため、現在発売中の「OPPO A54 5G」等で楽天モバイルで利用したい場合は、自身で別途端末を用意する必要があります。
SIMカードを挿入すれば携帯電話として従来どおり使用することも可能です。
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