「OPPO Watch」は、当時のオッポ・ジャパンが、2020年9月に国内で発売した初代スマートウォッチです。
その初代モデルの発売から、OPPOは更に2機種のウェアラブル端末をリリースしているOPPOですが、先月の新モデルの登場に伴う形で先日初代オッポウォッチの販売が終わっていたことが明らかになりました。
【追記】当初2021年9月発売と表記しておりましたが、正しくは2020年9月です。適切ではない情報を掲載しましたこと、お詫び申し上げます。
OPPO Watch「現在お取り扱いできません」
初代OPPO Watch 41mmは、Amazon.co.jpやOPPO公式 楽天市場などで販売されていました。
しかし2021年1月2日現在、アマゾンの商品ページにおいて正規代理店が展開するOPPO Japanショップでは3色すべてが「現在お取り扱いできません」の表示、楽天市場の公式ショップに至っては製品そのものがラインナップから無くなっている事が確認できます。
Amazon.co.jpでは「この商品の再入荷予定は立っておりません。」と記されていて、OPPOのような大手メーカーの場合は一般的に安定して在庫が供給されるため、販売を終えたと見て取れます。
ラインナップは2種類に
遂に姿を消すこととなったOPPO Watchですが、2021年中にOPPO Japanは2機種の腕時計型端末を発売しています。
1つは「OPPO Band Style」 ただオッポバンドの発売以降もOPPO Watchは続投されており、同機種が姿を消したのは先月の『OPPO Watch Free』の販売が開始されてからのことでした。
このような背景があって、いまのところ正規販売店から購入できるオッポウォッチシリーズはこの「OPPO Watch Free」のみ、スマートバンドでは「OPPO Band Style」が用意されています。
ちなみにOPPO Watch Freeの価格は9,980円で、初代OPPO Watchの25,800円よりリーズナブルな価格設定となっています。
今売られているものにWear OSは搭載されていない
OPPO Watchの実質的な後継モデルのような立ち位置にいる「OPPO Watch Free」ですが、スマートウォッチですがOPPO Watchとは全く異なる側面もあります。
一番の差異はOSで、初代オッポウォッチは「Wear OS by Google」が搭載された高機能モデルでしたが、OPPO Watch Freeはオッポが手掛ける独自のOSとなっています。
ほか音声通話機能やアプリのダウンロードもなども不可能で、初代OPPO Watchを受け継ぐ機種ではありません。
なお中華人民共和国においてはOPPO Watchの正式な後継モデルである『OPPO Watch 2 Series』が発売されていますが、年内に日本でリリースされることはありませんでした。
初代OPPO Watchの利用者として、Wear OS by Googleを搭載する最新モデルの発売に期待したいところです。
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