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「OPPO Reno A」にオッポは10億円以上掛かっていた事が語られる

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2019年に発売され、OPPOを日本で飛躍的に有名にした「OPPO Reno A」

今では後継機種『Reno5 A』も発売されている人気シリーズの初号機となったReno Aですが、その開発などには総額10億円以上が投じられていたことが分かりました。

 

『Reno A』には10億円超と200人を超える人材を投入していた

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OPPO Reno A

OPPO Reno Aに費やされた10億円が超えていることは、メディア『ケータイWatch』が、オウガ・ジャパン(OPPO Japan)の専務取締役を務める河野 謙三氏より明らかにされました。

述べ200人以上の人々と、10億円を超えるというお金がかけられたといいます。

 当時のキャッチフレーズ「今日スマホを変えたくて」という言葉には意味が2つあります。1つは言葉そのまま「今日OPPOに機種変する」という意味。

もう一つは、当時おサイフケータイと防水をつけて3.5万円で提供したという価格。10億円を超える投資額と200人を超えるエンジニアを投入し、時間とお金をかけて「Reno A」という製品を日本市場で発売したこともあり、おこがましい言い方にはなりますが、「日本のスマートフォン業界を変えてやるんだ」という強い意志も込められています。

(河野 謙三氏)引用元 : [過去の大失敗から学んだ「OPPO」の製品開発方針、オウガ・ジャパン河野専務に聞いた]

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河野謙三氏

 

社運をかけた「一大プロジェック」であった

「OPPO Reno A」だけで10億円以上の投資がなされた事実のあったオッポですが、実は2018年モデルの『OPPO R15 Pro』発売後、当時のオッポジャパンは経営的危機を迎えていました。

これも同じくオウガ・ジャパンの河野 謙三氏より明かされています。

www.oppo-lab.xyz

これは初めてOPPOがおサイフケータイ対応スマートフォンとしてリリースした「OPPO R15 Pro」の価格設定が7万円と高額なことが起因とし、売れなかったことにより、日本市場からの撤退の危機まで訪れたといいます。

一度FeliCa搭載機種で「失敗」し経営危機であったOPPOですが、10億円以上をも費やし、3.5万円に価格を引き下げた『Reno A』は、社運をかけた一大プロジェクトであったと言えるでしょう。

 

「0.1円単位でコストを削った」企業努力

このようにOPPO Reno Aを売り出すまでには、かなりの苦労があったOPPO Japan。

ただ10億円を投じるだけでなく、0.1円レベルで無駄を削り、3万円台の価格を実現したことも語れれています。

「Reno A」は税抜3万5800円で発売しましたが、これはR15 Proの半額近い。「いきなり半額」を実現しようとすれば、何か悪いことをしたのか、誰かに極端なしわ寄せがいったのか……と思われるかもしれません。

でも、グローバルメーカーという部分を活かし、調達力の強さや米Qualcommとの強力なパートナーシップなどを活かし、0.1円単位でコスト削減に取り組んで、Reno Aの販売にこぎつけられました。

(河野 謙三氏)引用元 : [過去の大失敗から学んだ「OPPO」の製品開発方針、オウガ・ジャパン河野専務に聞いた]

グリーバルで築いたルートに活路を見出し、価格の削減に限りなく挑んだことが明かされています・これは正に「企業努力」がなしえた結晶もいえるものではないでしょうか。

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また最新機種の「OPPO Reno5 A」では、Reno Aの39,800円から43,800円に4,000円値上がってしまっているのですが、ここもOPPOとしては不安な気持ちがあったことが明かされていて、オッポは初代からReno Aシリーズのコスト削減にかなり努めていることが分かりますね。

 

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Source・出典元 : [過去の大失敗から学んだ「OPPO」の製品開発方針、オウガ・ジャパン河野専務に聞いた] - ケータイ Watch