OPPO Pad Air用のオッポ純正ケース「スマートカバー」をレビューします。純正品ということで基本的な機能は抑えていますが、保護性能には不安の残る部分も見られました。
OPPO Pad Air唯一の純正カバー
OPPO Pad Air用スマートカバーは、オッポが国内で販売している唯一の純正品のケースです。
カラーはOPPO Pad Air同様ブラック1色となっています。筆者はOPPO Pad Air発売記念で行われていたキャンペーンで、タブレット購入時に同梱されていました。
OPPO公式オンラインショップでの価格は2,680円です。
パッケージにはスマートカバーのみが入っており、開封すると傷防止のシートに包まれた状態で現れます。
さわり心地はレザー感のある印象で、3,000円以下でありながらも質感は高いと感じました。
一方汚れや指紋が目立ちやすく気になるところです。
背面には「OPPO」のロゴがあって、本製品が純正品であることを示しています。
またロゴはプリントではなく、凹凸があるものとなっています。
OPPO Pad Airに取り付け
OPPO Pad Airの実機に取り付けを行います。カバーの内側はプラスチックとなっており、外側とは異なる仕上がりです。
また端末を四方から囲う造りではありません。OPPO Pad Airのサイドフレーム部分の大多くは露出した状態になるため、装着後も取り扱いには注意したいところです。
電源ボタンと音量ボタンはカバーを閉じた状態であってもアクセス可能です。
OPPO Pad Air用スマートカバーを装着した時の重量は実測715gと、OPPO Pad Airの軽さは薄まってしまいます。
オートスリープ・スタンド機能が搭載
OPPO Pad Air用スマートカバーには、タブレットを横向きに立たせることができるスタンド機能が備わっています。
またフタ部分を折り込んでスタンドモードに切り替えることも可能となっており、新幹線のテーブルのような限られたスペースでも臨機応変に対応させることができます。
またカバーを開くと画面が自動で点灯し、閉じるとスリープモードに自動で切り替わる「オートスリープ」機能も搭載されています。
なおOPPO Pad Airの発売直後はオートスリープをオフにすることができませんでしたが、ソフトウェア更新によって、不要であれば機能を無効にすることができるようになりました。
純正らしい仕上がりも保護性能は低め
OPPO Pad Air用スマートカバーを紹介しましたが、純正品らしく品質が高い一方で、弱点も見られました。
特に気なったのはOPPO Pad Airの側面が保護されていないのに等しいという点で、カバーを取り付けている状態でもサイドフレームはほぼ無防備です。
デバイスを全体的に保護したいという場合には、サードパーティ製品を選択することになります。
一方で蓋が意図せず開くことを防ぐマグネットホックがついているのですが、これはOPPO Pad Airを開いているときに蓋を固定できるため使いやすいと感じました。
ほかスタンド機能とオートスリープ機能という、基本的な機能を抑えながら3,000円以下の価格で純正品を購入できるのは嬉しいところです。
OPPO Pad Air用スマートカバーは、OPPO公式オンラインショップや 楽天市場 などで購入できます。
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