OPPOスマートフォンでは、一部機種を除き現在充電器が同梱されていません。
そのためオッポはメーカー純正品の充電器をスマホとは別に販売していますが、充電器の仕様が変わったため値上げされていることがわかりました。
OPPO純正アダプター 2,800円に値上げ
OPPO Japanはスマートフォン向けの純正電源アダプターを値上げしました。
これまで販売されていた純正アダプターの価格は1,980円でしたが、現在の取り扱い価格は2,800円となっていて値段が上がっていることがわかります。
820円の値上げとなり、純正品で充電器を揃える場合にかかる値段はあわせて3,780円となります。
値上げの理由は充電性能が上がったためか
価格が900円近く上がったOPPO純正アダプターですが、価格の変更の背景には、アダプターそのものの給電性能が向上していることが関係すると見られます。
1,980円の旧型の出力電力は最大18Wだったのですが、値上げ後は新モデルに変更されており最大33Wでの充電が可能になっています。
対応する機種では充電速度のアップが見込まれ、最新モデルのOPPO A77では約30分で50%充電することが可能とされています。
値上げ分の効果得られる機種は少なめ
値段が向上したのには充電性能の向上が関わっていると見られるものの、増額された820円の恩恵を受けることができる利用者は現時点で限られています。
33W出力に対応した純正アダプターですが、OPPO Reno7 AやReno5 Aなど人気モデルの多くは、端末側が18Wまでの急速充電しか受け付けていません。
本アダプターを使用したとしても、対応機種でなければ性能は1,980円の旧型と同等ということになります。
旧型は安価な選択肢や18W充電までしか対応してない機種利用者向けに残してほしかったところです。
一方で、今後発売された機種が33W急速充電に対応していく可能性もあり、徐々にその性能を発揮できるときが来ることが期待されます。
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情報元(Source) : OPPO 33W SUPERVOOC 急速充電ACアダプター | アクセサリー | OPPO公式オンラインショップ