OPPO A73は現在リーズナブルなSIMフリースマホとして、現在販売されているOPPOの中でも高い売り上げを誇ります。
軽量薄型で低価格と売れ筋機種のA73ですが、同じOPPOのスマホでも、他機種とは異なる仕様が取りれられています。
OPPO A73の少し特異な「SIMトレイ」
その特異な点ですが、それはSIMカードトレイにあります。まずOPPO A73のSIMカードが1枚とmicro SIMカードが収納できるように設計されています。
その形状やSIMカードトレイタイプを採用している点はその他のOPPOと同一ですが、A73で目立つ仕様の違いは、SIMカードとmicroSD格納部分の間にある空白の領域です。
他の日本で販売されたOPPOスマートフォンのトレイと比較すると、中央のOPPO A73のみこのような間があるSIMカードトレイが用いられている事が分かります。
本来は2つ目のSIMカードが収まる場所
同じOPPOスマートフォンでも、比べて特異な形状を持つOPPO A73のSIMカードトレイですが、実はグローバルで販売されているA73は、日本で発売されている同機種とはまた異なる機構になっています。
OPPO A73自体は海外でも販売されている機種で、グローバルモデルでは、日本版とは違って原則2つのSIMカードが利用可能。つまりあのスペースには本来であれば2枚目のSIMを設置するための箇所になっています。


つまりは日本版でeSIM機能を対応するのにあたり、本来存在していた2つめの物理SIMがあえて封じられた格好になります。
なお同じeSIM対応の「OPPO Reno5 A」などではeSIMに加えて、A73とは異なり物理式のSIMカードは2枚フルに使えるため、OPPO A73ではコストカットのために削られた部分であると思われます。
実はSIMフリーOPPOでは唯一のシングルSIM機種
このような事情が垣間見えるOPPO A73。またそれと同時に日本国内で販売されているOPPOのSIMフリースマートフォンとしては、唯一物理SIMが1枚のみまでしか利用できない機種です。
キャリアモデルではシングルSIM化された上で販売されている場合もありますが、、SIMフリーモデルではOPPO A73だけの点で、そういった側面でもやはり特異な機種と言えるでしょう。
このOPPO A73は現在楽天モバイルでは1円など、かなりの投げ売り価格で各所で販売されていますが、物理SIMでのデュアル使用を検討している場合には、留意するべきポイントです。
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Source1 : OPPO A73 有機ELになった。 全身、美しくなった。 | オウガ・ジャパン
Source2 : specs | OPPO Tunisia