日本国内でAndroid OSを搭載するスマートフォンを多数販売しているオッポジャパン。
一方で「ColorOS」なる名称のアンドロイドをカスタマイズしたOSを採用している事でも知られていますが、この度OPPOは改めて自社が売り出しているスマホは「OPPO独自のOS」であること示しています。
ホームページで独自OSを主張
それは現在OPPO Japanが開設しております特設ページにて確認できます。
OPPOに搭載されているOSについて『OPPO独自のOS』であることを大きく主張ポイントが確認できます。
ページ後半にてOPPOのColorOSについて、「Android™に便利機能を追加したOPPO独自のOSです。」と明記しており、独自謳うColorOSの機能等を紹介するページへのリンクも合わせて配置されています。
ここで重要なのは「ベースはAndroid」であること、つまりは一からOPPOが開発したOSではないことです。
基本はAndroid OS
上記のように「Android™に便利機能を追加したOPPO独自のOSです。」とColorOSを独自OSと名乗るOPPOですが『Androidに』と記載がなされているように、カラーオーエスのベースとなっているのはAndroid OSとなります。
その為ColorOS搭載のOPPO端末の中もAndroid機種であることが分かる箇所が多く見られます。


例えば設定の中の「端末情報」にはColorOSバージョン以外にも『Androidバージョン』も隣にしっかり記載されています。


また独自OS搭載のスマートフォンではアプリストアもメーカーが提供する例もありますが、OPPOでは自社製のアプリストアは国内では展開しておらず、搭載されているのは他のAndroidスマホでも非常に多く利用されているGoogle Playストアになります。


Playストア以外にもGoogleマップを始めとする、Android搭載機種では基礎となるグーグルが提供する純正アプリもバッチリ利用可能です。
このように独自とされるColorOSですが、アプリ面などで見れば他社のアンドロイドマートフォンと大差はありません。
独自OSには誤解も
このように今回改めてColorOSを強調しているOPPO。
しかし独自とされるOSに関して必ずしも好意的なイメージが抱かれるとも限らず、むしろこの「ColorOS」がアンドロイドではない、完全なる独自OSと思い込まれてしまい、OPPO端末を購入を控えるかたも少数派ではないようです。
OPPO Find X2 Proが遂に値段発表されて欲しいけれど、独自OSが不安で手を出しづらい
— いたさん (@itasan1129) July 19, 2020
アプリちゃんと動くんでしょうか
マイナーなの入れたらキツイこともあるとか無いのかな
OPPO Reno Aが独自OSじゃなかったらミドルレンジとしては最強だった
— 唯 (@_tadanohito) July 12, 2020
OPPO Reno Aは、大き目で独自OSという点がネック。
— たたろ (@123k) July 5, 2020
回線申し込みで11,800円とコスパ的にはピカイチなんですが。https://t.co/pIiobRNQkA
繰り返しになりますがColorOSはAndroidを元として、オッポが機能を加えたものを「独自OS」と呼んでいるものです。
実際にはAndroidの要素も強く一般的には「Androidスマートフォン」に分別されています。
しかし独自OS搭載製品と打って出たOPPOですが、筆者的にはあらぬ誤解を与えぬようにAndroidスマホであることももう少し前に出してもいいのでは無いかと思う所です。
関連記事 : OPPOは「Googleサービス・アプリ」は使える?