先日オッポジャパンが日本での発売を告知した新製品「OPPO Watch」。
同社が初めて国内で展開するウェアラブルデバイスとなりますが、実は発表後の反応はあまり良いものではありませんでした。
そしてその原因として挙げられているのはおサイフケータイ機能に必要な『FeliCa』についてです。
発表されたOPPO Watch
まず改めて先日発表されたOPPO Watch(41mm)について。
まずOSにはGoogleの「Wear OS」を搭載、種類豊富な専用のアプリが利用可能。
連続稼働時間は約24時間としており満充電時間は約75分、独自の急速充電「VOOC」と防水防塵性能も備えます。
予約開始日は2020年8月7日より、販売開始は8月下旬以降としています。
そして価格はは25,800円(税込み)としており、オッポブランドの製品としての発売ですが他社のAndroid端末やiPhoneでも条件を満たしていれば利用が可能となっています。
これが先日お披露目となりましたOPPO Watchの概要です。
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「期待してた」「買わない」の意見続出
オンライン発表会を通じて大々的に発表されたOPPO Watchでしたが、この情報を受けてのSNSでの反応は決していい物ばかりとは言えませんでした。
『他社製品に似ている』といった意見も見られましたが、様々な反応がある中で多くの方が投稿されたのは「FeliCa」に非対応なことです。
OPPO Watch FeliCaなしか。見送り決定。
— sonar@177/333 (@sonar_sonar) July 21, 2020
oppo watchにfelica付いてないなら買わないな〜
— ほうじくん (@Houji_Kun01) July 21, 2020
期待してただけに残念
OPPO Watchさん期待してたけどFeliCaもeSIMも対応してなくて泣いちゃった
— インターネット和尚 (@internet_osho) July 21, 2020
Oppo watch、FeliCa無しか
— GSF250 (@iwa05) July 21, 2020
要らね、解散
いつまでApple Watchしか選択肢の無い状態が続くのか
OPPO Watch期待はずれだったなー。46mmモデルもステンレススチールモデルもなしとか。FeliCaも何の言及もなしって。
— ろどすた (@yayoi_sirakawa) July 21, 2020
期待値を上げたのはOPPOのこれまでの展開に
ここまでFeliCaへの期待を募らせている方が多いのには理由があり、まずFeliCaに対応したスマートフォンが現状「Apple Watch」の一強状態である事が挙げられますが、もう1つはOPPO JapanはFeliCaを重視した展開を行ってきた事にありそうです。
オッポはこれまでSIMフリースマートフォン市場を中心に事業を展開してきましたが、ここでは海外メーカーを中心に競合他社が「おサイフケータイ」(FeliCa)の採用に消極的な状態でした。
そこに矢を打ったのがOPPOで「R15 Pro」「Reno A」「Reno3 A」などFeliCaに対応した機種を次々と発売していき、おサイフケータイなどの日本市場向けのローカライズを進んで行ってきた過去があります。
このような経緯があったからこそ、OPPO WatchのFeliCa対応は非常に期待されていたのです。
まとめ・雑感
残念にも今回の第1弾OPPO Watchのおサイフケータイなど日本向け機能の採用は見送られてしまいました。
とりあえずオッポジャパンとしては様子見といった形なのでしょうか、とりあえず今しばらくはアップルウォッチが人気を独占する状況は続きそうです。
SIMフリースマートフォンでは積極的に取り入れてくださったように次回作では是非ともFeliCaの内蔵をお願いしたい所です。