先日リリースされた、iPhoneなどで利用できる『iOS 14』。
iOS 14ではウィジェットの追加など各機能性の強化などが図られていますが、それに加えて今回Apple純正の翻訳アプリもプリインストールされるようになりました。
そのアップルの翻訳アプリが、競合他社である「Huawei」を翻訳した際に揶揄するような言葉を表示することが発覚し一躍話題となりましたが、一方でファーウェイ以外のOPPOなど他社の場合はどのように表示されるのでしょうか?
純正アプリが競合他社を「ばか」
今回その問題の翻訳が浮上したのは。iOS 14で追加された純正アプリとなり「翻訳」で、それは英語で「Huawei」を日本語に訳した際に見ることが出来ます。


これは他の言語では見られず、英語から日本語に「HUAWEI」を通訳した場合のみ確認することが可能で、Huaweiを揶揄しているように受け取れます。
またこのアップルらしからぬ仕様を知ったユーザーからは、この対応にマイナスな印象をいだく利用者も少なくないようです。
いやー、特にTimになってからのAppleはそういうことしない(他社に敬意を払う)というのが行き届いているという点で姿勢をかなり評価してたんだけど
— ともさん (@Traveloveliver) September 17, 2020
幻滅だ
IOS14で追加された翻訳アプリ、本当にHuaweiと変換したらばかと翻訳されるけど、これダメだろ…#iOS14 pic.twitter.com/nnKlIYOQ6W
— ぞん (@teilswing) September 18, 2020
OPPOなど他のメーカーは?
Huaweiがあのように翻訳されているのを見ると次に気になりますのは、OPPOやXiaomiなど他の主要なAndroidスマートフォンメーカーの名前を、同じようにApple純正アプリを使用して翻訳した場合にどのように訳されてしまうのか?
実はファーウェイ以外の場合は特に揶揄するような結果は出てきません。




シャオミを「好み」OPPOは「OPO」など、やや翻訳の精度に難があるようにも思えますが、ファーウェイ以外の他社ではからかっている表示はなされませんでした。
つまりは恐らくHuaweiのみがあのような形になっていると思われます。
翌日には修正される
この1件はiOS 14が正式にリリースされた18日に大きく話題を呼びました。
それから一夜が開けた19日現在確認しますと、先日の「ばか」「なきもの」といった翻訳はなされないようになっており、恐らく修正されたものと思われます。


揶揄する表示はなくなりましたが、一方で先日と同じく「Xiaomi」は好み、「OPPO」はOPOを訳される所をみると、どうやら確認できる範囲ではファーウェイのみが手直しされてるようです。


ファーウェイがしっかり修正され、正しく翻訳されるようになっている点を見ると、始めから意図的なものではなかったのかと疑ってしまう所。
しかし今回の一件はAppleらしくないようにも感じミスである事を願いますが、一部ユーザーに対してはアップル自身がイメージダウンを与えるきっかけとなって事は確実のようです。
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