OPPOのスマートフォン(ColorOS)を利用していて、電波状況やバッテリーの残量が表示されるステータスバーに、謎の水滴型のアイコンが現れているのを目撃された経験はないでしょうか?
一見意味の伝わりづらいマークなのですが、勿論しっかりとした役目を持っています。
OPPOで見られる「水滴」のアイコン
OPPOに出現することのある水滴のマークですが、ステータスバーの右上に出てくることがあります。
画像では通信キャリア(Rakuten)の右に表示されているのが分かります。
水滴だけでは正直一体どのような意味をユーザーに対して示しているのか。存在を認知しておらず、意図せず現れた利用者からすれば困惑といえるところ。
実際の所、インターネット上の掲示板やQ&Aサイト等でも、このアイコンについて尋ねる投稿も複数確認でき、少なくとも意味が伝わりづらいマークであるのは確かです。
正体は「節約モード」が有効であることを示すマーク
このユーザーを悩ますこともある「水滴マーク」ですが、その水滴が表す意味は『データ通信量の節約』機能が有効になっていることを示しています。
これは名称の通り、OPPOで使用する通信量(いわゆるギガ)を軽減させることを目的とするもので、通信速度制限などの対策に利用できます。



「データ通信量の節約」モードは、OPPOスマートフォンの設定から有効・無効を指定することが可能です。
「設定」→「SIMカードおよびモバイルデータ」→「データ使用量」→『データ通信量の節約』から切り替えることが出来ます。
有効のままでもOKだが適切に設定していないと弊害も
この機能を有効にしていても、スマートフォンとしての利用に著しい制限などが加わることはないため、そのまま使っていても一応問題はありません。
ただしメッセージアプリやSNSアプリなどにおいては、支障が生じることもあって、アプリを開くまで新規の通知を受け取れない可能性があります。


この事象を回避するには『データ使用量の節約』にある「データ使用が無制限のアプリ」の設定より、個別に有効の間に制限を設けないアプリを利用者が指定する必要があります。
この「水滴マーク」は通信量を抑えてくれる反面、このように通知が命であるアプリにとっては、無設定で置いておくと不便になってしまう事もあります。
もし意図しておらず水滴アイコンが出てしまっていたら、節約モードをオフにするか、制限を付与しないアプリをしっかり指定しておきましょう。
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