海外のスマートフォンメーカーOPPOは2年前に日本での取り扱いを開始し、以降積極的に製品を投入しています。
そのスピード感のあるOPPOですが一方で、日本に対してまだまだ完全では無いところも見られ、その一つが「おかしな日本語」誤訳です。
あちこちで見られる変わった日本語
OPPOのスマホを使っていると、少し違和感のある日本語を目撃することが多数あり、その一部をご紹介します。


まずは「Bluetooth」の設定に見られる翻訳なのですが、Bluetoothをオフにしている際にはしっかりと「オフ」と表記されていますが、オンの状態で見てみると「起動しました」と表示されています。
他社のスマホにおいては「オン」と表記される為、違和感を抱く翻訳です。




また「緊急速報」(エリアメール)の設定においてはマナーモードにおいての通知設定が「お客様の電話はサイレントモードでも地震と津波の受けると呼び出し音が鳴ります」と非常に長い表記となっています。
また確認していない緊急速報を再度通知する「未開封警告を繰り返す」設定の中にある項目の『今後、リマインダーを表示しない』もとなっており、どちらも意味はわかりますが違和感のある表記です。


続いてゲームプレイ時にスマートフォンを最適化する「ゲームスペース」において、ゲームアプリをインストールしていない状態で起動すると、「ゲームが電話にインストールされましたか?」と表示されます。
また最適化の設定には3つの選択した用意されているのですが、「均衝モード」「競争モード」といずれも意味が少し分かりにくい物となっています。


この他にもアプリをアンインストールしようとするとアプリ名の後に「個」と意味が伝わらない表示が出てきたり、カメラ設定のウォーターマークは「透かし」と分かりにくい表現になっていたりと、このようにOPPO製品には多く変わった日本語が使われています。
OPPO公式も認識
この「おかしな日本語問題」ですが、OPPO公式も既に認識しており、Twitter上で謝罪ツイートを投稿したこともありました。
快晴を、
— OPPO Japan (@OPPOJapan) April 9, 2020
澄んだと訳し、
ごめなさい。
微妙な翻訳でご不便をおかけしてしまい、
申し訳ございませんでした。
他に変な日本語だなぁと気づきましたら、
是非、コメント欄で言っていただきたく存じます。
修正に向けて、頑張ります。
皆さんの力、お借りします。 https://t.co/IruAK4rdBF
日本語表記の改善も進む
OPPOも一流スマホメーカーとしてこような問題を放置している訳ではなく、アップデートを通じて度々改善に努めています。
OPPO(@OPPOJapan)さん、ダウンロード履歴消去確認ボタンの日本語がおかしいですよ。
— okyn_densoku@楽天モバイル 無料サポータープログラム (@ODensoku) November 6, 2019
晴れ? pic.twitter.com/q0W3GMMsMG
例えば過去には「消去」「キャンセル」の選択の消去が『晴れる』と訳されていた事があったのですが、現在は修正されています。


日本市場に積極的なOPPOですが、今回紹介しました「おかしな日本語」のようにまだ細かいところに粗が見られる印象を受けます。
スマートフォン自体は非常に良い製品が多く、凄まじスピードで成長している同社だけに、こういった所にも注力して欲しいと思う所です。
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