OPPOのスマートフォンはバッテリー消費量などを考慮し、通常時は性能が抑えられた状態で動作しています。
その性能の制限を一時的に無効にし、本来持っている性能を引き出せる「高パフォーマンスモード」の設定方法を解説、その効果をご紹介します。
「高パフォーマンスモード」を有効にする
まずは高パフォーマンスモードを有効化する方法から解説します。



① ホーム画面より「設定」アイコンをタップし、設定アプリを起動します。
② 「バッテリー」を選択します。
③ 『高パフォーマンスモード』をタップします。



① 高パフォーマンスモードを有効にするに伴って、消費電力の増加と端末本体の発熱の可能性が出るとの表示が現れますので、「オン」を選択します。
② 高パフォーマンスモードが有効になります。
また同設定をオンにしている間は通知センター上にも、オンであることを知らせる表示がなされます。(3枚目)
「高パフォーマンスモード」の効果
実際にどれほどの効果があり、変化を出すことができるのかを検証する為、スマートフォンの性能を計測し数字に表す事で指標の1つとする「Antutu Benchmark」を用いて効果を確認します。
また検証に用いているのは「OPPO Reno 10x Zoom」です。


まずは高パフォーマンスモードが有効になっていない、通常時の測定結果です。
結果は358,897点となり複数回計測を行いましたが、いずれも35万点前後となりました。
続いては「高パフォーマンスモード」を有効にした際の数値です。


計測結果は大きく伸びまして、433,188点となりました。約7万点の差で、決して小さくはない違いです。
このように高パフォーマンスモードを有効にするだけで、随分と違った印象を受けます。
高パフォーマンスモードをオフにする
有効化した高パフォーマンスモードを無効化するには「バッテリー」の設定からオフに切り替えるか、通知センターの表示からオフにすることができます。


通常時は本気を出していないOPPOですが、このように実は高パフォーマンスモードを利用する事により、その本領を発揮できるようになっています。
ただ平時にはバッテリーの消費量や発熱を考慮した上でオフになっていますので、高いスペックを要するゲームアプリなどを使用する際など、必要時以外は極力オフであることが望ましい事も忘れないでください。
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