カメラ性能やコストパフォーマンスが高く評価されているOPPO製のスマートフォン。
これまではSIMフリー市場での展開が中心となっていましたが、2020年に入ってから大手携帯電話会社での採用が決定しました。
そして気づけばOPPOを販売しない通信事業者はNTTドコモのみとなりました。
ソフトバンク「OPPO Reno3 5G」発売へ
まずOPPOを始めに取り扱う事を明かしたのはSoftbankです。
ソフトバンクは3月上旬に実施した新製品と新サービスの発表会において、新たなスマートフォンにラインナップとしてOPPOの5G対応スマホ「OPPO Reno3 5G」を発売することを明らかにしました。
またソフトバンクでは初のオッポ製品となるほか、初めて3大キャリアでの採用となりました。
auは「OPPO Find X2 Pro」を発売へ
続いてソフトバンクの次にOPPO製品の取り扱いを明らかにしたのはauです。
auは3月下旬に行った新製品と新サービスの発表会にて、新型スマートフォンのラインナップとしてハイエンドモデルである「OPPO Find X2 Pro」を発売することを公表しました。
サブブランドの「UQモバイル」では2018年からOPPOのスマホを販売していましたが、auとしては初めてオッポ製品を取り扱います。
このように3月は一気に2つの大手キャリアでの採用・発売が決定し、OPPOとしては大きく飛躍した月になりました。
残すはNTTドコモ
3月はソフトバンク、auに並びNTTドコモも新製品・新サービスを発表しましたが、唯一OPPO製品の発表がありませんでした。
また注目したいのは2社はOPPOやZTEなどを起用する中、ドコモのみ中国企業の製品が一切含まれていません。
今回発表された新製品のメーカーはサムスンにLG、ソニー・シャープ・富士通のみとなっています。
採用される日は来るか
これまでドコモの「MONO」シリーズを手掛けたZTE社も採用されないなど、中国メーカーを取り入れず日本では王道メーカーが並んだNTTドコモの新製品。
2018年に業界を揺らした「ファーウェイ問題」以降中国メーカーには負のイメージが付きまとっている現状があり、あくまでも憶測ですが今回のラインナップを見る限り、中国製品の取り扱いには消極的になっているようにも思えます。
一方のOPPOは現在日本に利用者に合わせておサイフケータイや防水機能が付いている製品を発売し、日本国内で着々とシェアを広げています。
そして念願の大手携帯電話会社での発売も実現直前となり、残るは1社のみ。
しかしそのドコモは中国メーカーが採用されないなど、OPPOのドコモ進出はまだまだ先になりそうです。
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