2020年1月30日、家電製品などを手掛けるシャープから訴えられたOPPO Japan。
スマホ販売停止など不穏な話も流れていましたが、早いもので訴訟のニュースから本日で1ヶ月が経過しています。
あれからの動きが気になる所ですが、両社の進展はどうなっているでしょうか。
1月30日訴訟「スマホ販売差止め」
2020年の1月31日にシャープは、OPPOが日本国内向けに販売するスマートフォンのうち5機種において、自社が保有するWi-Fiの関連技術特許を侵害したとし、訴訟に踏み切りました。
シャープ側の要求としては、侵害するスマートフォン5機種の販売差止めを求めており、問題とされたOPPOのスマホは以下のとおりです。
・OPPO Find X(2018年11月発売)
・OPPO R17 Pro(2018年12月発売)
・OPPO Reno 10x Zoom(2019年7月発売)
・OPPO Reno A(2019年10月発売)
・OPPO A5 2020(2019年11月発売)
この訴訟の翌日の31日にはOPPOも声明を発表しています。
【2020年1月31日、東京】 シャープ株式会社から1月30日にオッポジャパン株式会社に対する東京特許権侵害訴訟のプレスリリースがございました。 お客さま、ならびに当社に関係する全ての方々に多大なるご心配とご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
本件につきましては、訴状を未だ受領しておりませんので、現段階では、コメントを差し控えさせて頂きます。当社としましては、お客様からの信頼を損なう事無く、真摯に対応してまいります。
今後、当社から公表すべき事柄が発生した場合には、速やかに発表します。
進展はなし
あれから1ヶ月が経過しましたが、1月31日以降両社に動きは見られていません。
まず訴えられたOPPO Japanのプレスリリースは31日から更新が止まっています。
そしてシャープも30日以降は、オッポジャパンとの訴訟に関する情報は更新していない状態となっています。
関連記事 : OPPOがシャープからの訴訟について声明を発表 - OPPOラボ
その後の影響は
30日以降には少しばかりですが、影響が見られています。
まず訴訟された日から1週間ほどOPPO Japanの公式ツイッターアカウント(@OPPOJapan)のツイートなどの投稿がストップしました。
その後には再び更新が再開された他、気になる情報を発信しています。
また現在セールが複数行われているなどの要因も重なっている事もあると思いますが、最近の売り筋ランキングでは若干落ち込み気味な印象です。
訴訟によるイメージダウンも少なからずあると思われます。
1ヶ月前から進展がないところを見ると、未だに訴状を受け取れていない物と汲み取れます。
現在OPPOは日本国内で急速にその勢いと人気を伸ばしていますが、この訴訟問題は今後も影響していく物となりそうです。
ユーザーの為にも早く事態が収束すると共に、シャープの主張通りオッポジャパンに非があるならばSHARPに相応の対応をとって欲しいところですね。
関連記事 : OPPOの新製品が早く出る可能性 訴訟問題の影響で【考察】 - OPPOラボ