先日1月30日にシャープから訴訟されたOPPO Japan(OPPO日本法人)。
本日31日にOPPOは自社のホームページの「プレスリリース」から今回の件について声明が公表されました。
OPPO「シャープ株式会社からの特許権侵害訴訟提起について」
OPPO Japanはシャープからの訴えに対し、以下のように答えています。
【2020年1月31日、東京】 シャープ株式会社から1月30日にオッポジャパン株式会社に対する東京特許権侵害訴訟のプレスリリースがございました。 お客さま、ならびに当社に関係する全ての方々に多大なるご心配とご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
本件につきましては、訴状を未だ受領しておりませんので、現段階では、コメントを差し控えさせて頂きます。当社としましては、お客様からの信頼を損なう事無く、真摯に対応してまいります。
今後、当社から公表すべき事柄が発生した場合には、速やかに発表します。
OPPO側はユーザーなどの関係者に謝罪した上で、訴状を現在受け取れておらず、詳細な情報は差し控えるとした上で、また今後の情報は迅速に発表するとしました。
シャープ「オッポジャパンに対する特許権侵害訴訟の提起について」
30日に訴訟を起こしたシャープは以下のように発表しています。
シャープは、オッポジャパン株式会社(本社:東京都品川区)が、スマートフォンの通信技術に関する当社の無線LAN関連特許1件を侵害していると判断し、本日、東京地方裁判所に特許権侵害差止請求訴訟を提起するとともに特許権侵害差止仮処分の申立てを行いました。
当社は、国内市場において、スマートフォン等のモバイル通信端末事業やアフターサービス事業を展開しています。
当社では、保有する知的財産権を重要な経営資源と位置付けており、当社の知的財産権が侵害されていると判断した場合は、常に厳正に対処していく所存です。
シャープ側はOPPO Japanの製品に自社が持つ無線LAN(Wi-Fi)に関係する特権を侵害されたとしています。
同時に「Reno A」などOPPO製スマートフォン5機種の販売差し押さえを求めています。
今回発表された声明には具体的な情報は含まれておらず1月30日以降、両社からはより詳細な情報は発表されていない状態です。
ユーザーとしては不安も募りますが、引き続き新情報と続報に注目です。
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情報元 : OPPO Japan