現在OPPO Japanは家電製品を手掛けている台湾・鴻海傘下の企業シャープに訴えられています。
シャープはOPPO日本法人(オッポジャパン)が自社が保有するWi-Fi関連の技術特許を侵害したとしていますが、この訴訟問題の影響でOPPOから早めに新製品が発売されるかもしれません。
SHARPの要求「販売停止」
SHARPは起訴に伴い、そのWi-Fi関連技術を侵害したスマートフォン計5機種の販売差止めを求めています。
シャープが販売停止を要求してるのは以下の機種です。
・OPPO Find X(2018年11月発売)
・OPPO R17 Pro(2018年12月発売)
・OPPO Reno 10x Zoom(2019年7月発売)
・OPPO Reno A(2019年10月発売)
・OPPO A5 2020(2019年11月発売)
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実現すれば大打撃
今回のシャープのスマホの販売差し押さえが実現してしまうと、OPPO Japanとしては大ダメージになる恐れがあります。
差止めリストに含まれております「OPPO Reno A」と「OPPO A5 2020」は同社の人気モデルで、特にReno Aはヒットモデルとなっています。


この2機種は売り筋ランキングでも、ライバルであるファーウェイやシャープの機種と上位位を競い合っており、この2機種を失えば新規ユーザーの獲得が難しくなる可能性があります。
またOPPO Reno AはSIMフリースマートフォンでは希少なおサイフケータイに対応した機種で、ユーザーにとっても有力な選択肢を失いかねません。
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回避策は「新機種」?【考察】
OPPO Reno AとOPPO A5 2020の主力の戦艦を失いかねないOPPO Japan。
今後の進展にもよりますが、早期にOPPOがシャープの主張通り特許を侵害している事が認められれば大打撃も予想されます。
そうなるとOPPOは主力機を失う前に、問題点を改善した機種を出す必要があります。
しかし日本市場を攻略したいOPPOも2020年の計画がなにもない訳ではないようです。
2019年末にOPPO Japanは「日本に向けた2020年以降の取り組み」を発表しており、その中にはスマートフォンに関係することも記述されています。
スマホでは「OPPOの技術枠を集めた、ハイエンドモデルの発売」「5Gスマホの発売」「防水・FeliCa搭載の新機種の発売」の3つを掲げています。
特に3つめの「防水・FeliCa搭載の新機種の発売」はOPPO Reno Aの実質的な後継機にあたります。
このように少なくとも新規の3機種以上の計画・準備があることはOPPO Japanから明らかにされています。
事の次第では計画している新機種を早く発売することが必然になるかもしれません。
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この考察はあくまで予想に過ぎませんが、差し押さえになる可能性がある現在、今後次第ではOPPOも何かしら動きを見せると思われます。
その中にReno AとA5 2020の代わりになる問題点を修正した新機種を発売し、ラインナップを総入れ替えする可能性も考えられない話ではありません。
シャープとOPPOの訴訟問題、どう発展していくのでしょうか。
今後の新情報・続報に引き続き注目です。
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