2020年2月24日からスペイン・バルセロナにおいて開催が予定されていたモバイルイベント「MWC」が中止される事が明らかになりました。
このMWCは世界最大のモバイルイベントで、各社の新製品や技術が展示される一大イベントですが、主催元のGSMAの発表によりますと、原因は新型コロナウイルスの流行ということです。
OPPOも参加予定だった
このMWCにはOPPOも参加を予定していました。
MWC開催の2日前の2月22日に最新のハイエンドモデル「OPPO Find X2」の発表を予定しており、その後開催されるMWCにてブースを展開し展示されると見られていました。
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数日前から各社の出展中止が相次ぐ
数日前から新型コロナウイルスの影響で、参加を取りやめる企業が増えていました。
MWCでは大規模に出展しているエリクソンを始め、韓国のLG電子や日本企業ではソニーやNTTドコモ、楽天モバイルなども相次いで参加を取り下げています。
また韓国サムスンなどは派遣するスタッフを削減するなど、各社対策を明らかにしていました。
参加方針を変えなかった企業も
上記のLG電子やNTTドコモのように不参加の表明を出した企業が続きましたが、一方で参加する方針を変えなかった企業もあります。
その中にはOPPOもいる他、ファーウェイやXiaomi(シャオミ)も参加を取り下げていませんでした。
OPPOは自社のプレスリリースより、新型コロナウイルスによるMWCの参加する事について声明文を公開しています。
それにあたって対策も取るとしており、例えば従業員は中国本土から14日間バルセロナで自己隔離を実施し、MWの参加前に症状がないことを確認する。
またOPPOの記者会見会場や会議室、MWCブースに展示機器、シャトル輸送などは、定期的に消毒を行うと感染拡大の対応策を打ち出していました。
大きなイベントだけあって、開催の中止は残念なところではありますが仕方のないことです。
新型コロナウイルスの影響が着々と大きくなっているように感じました。
GSMAは来年2021年に開催を予定しているMWCの為に引き続き、主催国であるスペインと協力するとしました。
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情報元 : GSMA