Xiaomi Japan(シャオミ)は12月17日同社としては日本初となるスマートフォン『Mi Note 10』を発売しました。
1億画素のカメラなど発売前から注目を集めているメーカーですが、一足早く日本市場に参入していたOPPOのライバルとなるでしょうか?
Xiaomiから満を持して発売「Mi Note 10」
日本市場向けのスマートフォンとして最初に発売されるスマートフォンは海外では既に販売を開始している『Mi Note 10』です。(上位モデルに当たる「Pro」も後日発売)
最大の特徴はカメラで、外カメラだけで5つのレンズを備えている他、メインカメラは世界初の1億画素のカメラを搭載し、ズームは最大50倍まで可能とします。
以下「Mi Note 10」の基本性能・情報です。
価格は58,080円(税込み)で12月16日(月曜日)よりAmazonを通じて販売を開始しています。
ライバル候補は「Reno 10x Zoom」
「Xiaomi Mi Note 10」のライバル候補となるのは2019年7月に発売された「OPPO Reno 10x Zoom」です。
Mi Note 10と同じくカメラ性能に注力している製品で、最大60倍のズームに対応する他、性能面もSnapdrogon 855に実行メモリ8GB、ストレージ容量256GBと最上級仕様です。
価格では優位に立つXiaomi
この2台ですが、価格面で見れば優れているのは「Mi Note 10」です。
Reno 10x Zoomは109,868円(税込み)で販売されていますが、対するMi Note10は58,080円(税込み)と約5万円の差があります。
但し、上記でも述べましたがカメラ性能に対して価格を抑えられているのは性能を下げている為であり、その他性能面では「Reno 10x Zoom」が優位に立てる点もあります。
左がOPPO Reno 10x Zoom、右がMi Note 10で赤文字の方が優れている事を示します。
・CPU : Snapdragon 855 ・ Snapdragon 730G
・実行メモリ : 8GB ・ 6GB
・ストレージ容量 : 256GB ・ 128GB
・バッテリーサイズ : 4065mAh ・5260mAh
・重さ : 215g ・ 208g
・外カメラ : 4800万画素 / 800万画素 / 1300万画素 ・ 1億800万画素 / 1200万画素 / 2000万画素 / 500万画素 / 200万画素
・内カメラ : 1600万画素 ・ 3200万画素
記載していない点につきましては、サイズなど数字のみで優劣を判断できない部分です。
基本性能においてはReno 10x Zoomが優位に立ちますが、カメラやバッテリーなどではMi Note 10がリードしています。
しかし価格の差は大きく圧倒的で、高いカメラ性能は欲しいけど基本性能は大きく求めていない方には「Mi Note 10」の方が有力候補となるでしょう。
OPPOのライバルとなるか
価格で優位に立てるXiaomiですが、日本に参入してまだ間もなく知名度も高くなく、そういった面ではOPPOが有利と考えられます。
また筆記時点では販路がAmazonに限られている為、家電量販店や格安スマホ会社(MVNO)での取り扱いなど販路の拡大も必須でしょう。
OPPOに勝るシェアを持つXiaomiスマホ、今後の動向次第ではより有力な選択肢になりそうです。
まとめ
OPPOも2018年参入当初はパッとせず販路も少数だったメーカーでした。
そこから日本で経験を積み、2019年10月に日本向けにカスタマイズした「OPPO Reno A」をリリース、同時にCMや広告などを幅広く展開した事によりユーザーを獲得し認知度も爆発的にあげる事に成功しました。
先行で一定の成果を出したOPPOに続いてXiaomiはどう展開してくるのか、注目のメーカーになるには間違いなさそうです。
以上参考になりましたら幸いです。
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