OPPOの旧機種が今勢いを増しています。
先日公開されたSIMフリースマートフォンの売り筋ランキングによりますと、現在のOPPOの主力機種となっている最新モデル「OPPO Reno A」と「OPPO A5 2020」が旧機種である『OPPO AX7』にランキング順位で劣っている事が明らかになりました。
OPPOではトップ君臨「AX7」
18日に公開されたSIMフリースマートフォン売り筋ランキングにおいてはOPPO全体が後退した結果だったのですが、その中でも型落ちである「OPPO AX7」がOPPOの最新機種を抑え最も売れたことが分かりました。
1位 : P30 lite ワイモバイル版(ファーウェイ)
2位 : AQUOS sense3 SH-M12(シャープ)
3位 : AQUOS sense3 UQモバイル版(シャープ)
4位 : P30 lite(ファーウェイ)
5位 : Galaxy A20 UQ mobile版(サムスン)
6位 : OPPO AX7
7位 : OPPO Reno A
8位 : OPPO A5 2020
8位 : nova lite 3(ファーウェイ)
10位 : おてがるスマホ01 UQモバイル(京セラ)
10位 : OPPO A5 2020 UQモバイル版※赤文字がOPPOの機種
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売れている理由は「キャンペーン」
今回最新機種Reno AやA5 2020を劣勢に落とし込み、OPPOの中ではトップに輝いた異例の旧機種「OPPO AX7」ですが、このように型落ちのスマートフォンが売れているのには勿論理由があります。
現在各社でSIMフリースマートフォンのセールが行われており、その中には「OPPO AX7」も安く売られているキャンペーンもありました。
その中でも今回最も売上に貢献した要因となりましたのは、格安スマホサービス(MVNO)を提供している「IIJmio」と予想されます。
このIIJmioのキャンペーンにおきましては、OPPO AX7が破格とも言える100円で販売されており、現在も購入することが出来ます。
他にも「LINEモバイル」などもAX7を含むセール販売のキャンペーンを実施中で、このような各社のキャンペーンによる売上が、旧機種をランキング上位に押し上げたのは確実です。
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影響はランキング以外にも
今回ランキングに大きく変動を起こしたOPPO AX7とそのキャンペーン販売ですが、その波はランキング以外にも影響を及ぼしています。
現在「メルカリ」などのフリマアプリでOPPOのスマートフォンを検索しますと、OPPO AX7が大量に出品されています。


これらの多くは恐らく、キャンペーンで安価に入手したものがそのまま売却されている物と思われ、未開封品が目立ちます。
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SIMフリースマホのセール販売が開催中
今回大きく影響を出した、SIMフリースマートフォンのセール販売ですが、IIJmioなど以外でも現在実施中です。
OPPO AX7以外にも「Reno A」や「A5 2020」など各社の最新機種も含まれていますのであわせてご覧ください。
「OPPO Reno A」はおサイフケータイや防水機能に対応し、OPPOの中でも特に人気を獲得している機種です。
別のランキングではトップに輝くなど日本においてはOPPOを象徴するモデルと言っても過言ではありませんでしたが、安売りの波は強かったようです。
キャンペーンが終了すれば次第に影響も下火になるかと思われますが、大変興味深い状況です。
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