本日UQモバイルから発表されましたオッポの国内向け最新スマートフォン「OPPO Reno3 A」。
OPPO Renoの「A」と言えば2019年10月に発売された人気機種『OPPO Reno A』を思わせる名前ですが、この「Reno3 A」同機の後継機に当たる機種のようです。
OPPO公式が回答
「OPPO Reno3 A」の発表を受けてTwitterの利用者がOPPO Japanに対して、後継機の当たる機種なのかと質問を投げかけた所、OPPO Japan公式アカウントが反応し『正解でございます。』と返し、「OPPO Reno A」の後継機であることを公式に認めました。
正解でございます。
— OPPO Japan (@OPPOJapan) May 25, 2020
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正式な後継機 しかし退化も
今回後継機として発表された「OPPO Reno3 A」ですが、実は先代のOPPO Reno Aから進化した所もあれば、ダウングレードしてしまったポイントも存在しており、完全なる上位機種仕様にはなっていません。
まず以下はOPPO Reno3 Aの基本情報です。
・OS:Android 10(Color OS 7.1)
・CPU:Snapdragon 665
・ストレージ容量 : 128GB
・RAM : 6GB
・ディスプレイ:6.44インチ 有機ELディスプレイ
・外カメラ:800万画素 + 4800万画素+200万画素+200万画素
・内カメラ : 1600万画素
・サイズ:160.9×74.1×8.2mm / 175g
・バッテリー:4025mAh
・カラー : ホワイト / ブラック
・その他 : 防水防塵 / FeliCa(おサイフケータイ)/ 高速充電
OPPO Reno Aをヒット作に押し上げた「おサイフケータイ」と「防水防塵」にも引き続き対応しており、一見正当な進化を遂げた後継機にも思えます。
まず本機で進化を遂げたポイントとしては以下のような所が上げられます。
・OS : Android 9 → Android 10
・ストレージ容量 : 64GB → 128GB
・外カメラ : 1600万+200万画素 → 800万+4800万+200万+200万画素
・バッテリー : 3600mAh → 4025mAh
・高速充電 : 非対応 → 対応
※赤文字が「Reno3 A」での仕様
先代のReno Aにおいて弱点とされてきた高速充電に対応した他、カメラもデュアルから4眼にレンズ数が増えています。
そしてAndroidバージョンも9から10へグレードアップを果たし、バッテリー容量も増加しており、前作の弱点をかなり潰してきた印象を持ちました。
しかし一方で前作から下がってしまったポイントとしては以下のような所が見受けられます。
・CPU : Snapdragon 710 → Snapdragon 665
・内カメラ : 2500万画素 → 1600万画素
・重さ : 169g → 175g
※青文字が「Reno3 A」での仕様
まずReno Aの強みとされていたミドルハイクラスの性能を有していたCPU「Snapdragon 710」から「Snapdragon 665」に降格してしまいました、これはReno Aよりワンランク下の「OPPO A5 2020」と同じチップになります。
また内カメラも2500万画素から1600万画素にダウングレード、重さも6gアップし175gになってしまいました。
このように進化を遂げた箇所は非常に多く、指摘されてきた弱みを解消したものの、一部の仕様はは前作「Reno A」が上回り、特にCPUのダウンは大きく退化した所と言えます。
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まとめ・雑感
OPPOが正式な「後継機」としたOPPO Reno3 A。
前作発売から1年もせず姿を表した後継機は歓迎したく思いますが、CPUを始めとする一部のダウングレードは残念に思うばかりです。
ただそれ以上に成長した所も多く、OPPO Reno Aユーザーの管理人から見ても特にクアッドカメラや高速充電への対応は、しっかり弱点を克服したなと感じ、非常に魅力的に思える所です。
グレードアップとダウンが交じる「OPPO Reno3 A」、Reno Aから買い換える価値はあるのか、早く実際に触れてみたいですね。
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