2019年10月に発売されて以降、着実にOPPOユーザーを獲得し続けているヒット機種「OPPO Reno A」。
おサイフケータイ(FeliCa)と防水に対応し、十分な性能を備えながら実売3万円台で発売された事で一躍人気のスマホとなりました。
そんな中、同じくFeliCaを搭載したスマートフォンが新たにOPPOから登場しました。
おサイフケータイに対応した「Reno3 5G」登場
2020年3月5日に、OPPOが新しく日本国内向けに発売されるスマートフォンとして「OPPO Reno3 5G」が登場しました。
このOPPO Reno3はReno Aと同じく「おサイフケータイ」に対応する共通点を持ち合わせており、また日本国内向け初のOPPO製5G通信に対応するスマートフォンともなります。
発売はソフトバンクからのみで、2020年7月下旬以降の発売を予定しているとの事です。
Reno A「後継機」ではない
気になるのがこのOPPO Reno3 5Gが絶大な人気を誇る「Reno A」の後継機か否かですが、おそらくReno3 5Gは後継機には当たらないと思われます。
まずこのReno3 5Gはソフトバンクのみでの取り扱いとなりますが、対するOPPO Reno AはSIMフリースマートフォンとして展開されています。
これまでSIMフリーで発売されていた人気製品の後継機を1つの会社で独占販売するとは少し考えにくいポイントです。
またReno3 5Gはおサイフケータイにこそ対応していますが、Reno Aのもう一つの日本向け機能としてのウリである「防水」には対応していません。
OPPOはReno Aの前身にあたる2018年夏発売の「OPPO R15 Pro」から防水とおサイフケータイを受け継いできて、この2つのビックポイントとし「日本向け」と謳って販売してきていながら、1つを廃止するとはコチラも考えにくいのではないしょうか。
あくまで管理人の憶測・予想の領域ですが、この2つのところからReno3 5Gが「OPPO Reno A」とは考えにくいものと思いました。
「後継機」はまだ計画中か
上述では「SIMフリーではない」「受け継いできた防水に非対応」とし、後継機には該当しないとお伝えしました。
実はReno3 5Gが日本向けに発表される前から、OPPO Japanは「2日本に向けたた020年以降の取り組み」を公表しているのですが、その中でReno Aの後継機に当たるスマホが計画中であることが明らかになっていました。
この3番の「防水・FeliCa搭載の新機種の発売」がReno Aの実質的な後継機種にあたると考えられます。
上記でも触れていますが今月発表されたOPPO Reno3 5Gは「防水」には対応していない為、この目標には当てはまらず、Reno3 5Gが「Reno A」の後継機として発売された訳ではないのは明らかです。
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次の発表に期待
Reno3 5G自体はおサイフケータイに対応した製品で、悪くない機種だとは思いますが、やはりこれまでSIMフリースマホで戦ってきたOPPOには、独占とは言わず多岐の販路を通じて発売してほしいと思う限りです。
ただ独占販売はされずSIMフリーで発売されるであろうおサイフケータイ・防水対応の新機種の計画が着々と進んでいるのは、2019年末に発表された「日本に向けた2020年以降の取り組み」で明らかにあっているので、次のOPPOの新製品発表に期待したいところですね。
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