2018年に発売されたOPPOのスマートフォン「R17 Neo」。
当初はUQモバイルが独占販売を行ったほか、日本で発売されたスマートフォンとしては初めて画面内指紋認証を搭載したことで話題になりました。
すでに発売から1年以上が経過している同機ですが、最近になってまた売れだしています。
売り筋ランキングTOP 10に浮上
BCNが集計しております、3月15日に売れたSIMフリースマートフォン売れ筋ランキングにおいて、旧機種ながら8位にランクインしました。
1位 : P30 lite ワイモバイル版(ファーウェイ)
2位 : Galaxy A20 UQモバイル版(サムスン)
3位 : nova lite 3(ファーウェイ)
4位 : AQUOS sense3 UQモバイル版(シャープ)
5位 : P30 lite (ファーウェイ)
6位 : Reno A(OPPO)
7位 : A5 2020(OPPO)
8位 : R17 Neo
9位 : AQUOS sense3(シャープ)
10位 Xperia 8 UQモバイル版(ソニー)
ここ数ヶ月以上「R17 Neo」がランキングに浮上したことは無く、また他の機種は全て2019年以降に発売されたモデルとなっており、変わった結果となっています。
原因はR17 NeoのSIMフリー版の値下がり?
気になるのは何故2018年発売の同機が2020年3月に再び売れ始めているのか。
OPPOの旧機種で他に売れているスマートフォンとしては「OPPO AX7」がありますが、本機は投げ売りとも思えるセールキャンペーンにより現行機を抜かす勢いで売れています。
一方で「R17 Neo」は特にセールで特価販売が行われているわけでも無く、明確な理由は判断が難しい所ですが、1つ考えられる理由としてはSIMフリー版が値下がりしていることでしょうか。
SIMフリー版の発売当初は32,780円でしたが、現在Amazonにおいては23,980円まで値下がりしています。
今OPPOが主力としているスマートフォンは「OPPO Reno A」が39,800円、「OPPO A5 2020」が29,480円が定価となっており、それらと比較すれば少々安く購入できる為、選択肢の1つとしては結構有力な1台になっています。
確かな理由ではありませんが、今売れだした理由としては値段設定の変化も考えられそうです。
「R17 Neo」は買い?
型落ちの「R17 Neo」ですが、現行機と比較すれば性能など劣る部分も見られます。
しかしながらフリマアプリなどでより安価に入手できれば、決して悪い選択肢ではありません。
まずは本機の基本性能を改めて確認します。
・OS:Color OS 6.0 Based on Android 9(2020年3月にアップデート済)
・CPU:Snapdragon 660
・ストレージ容量 : 128GB
・RAM : 4GB
・ディスプレイ:6.4インチ 水滴型ノッチ付き有機ELディスプレイ
・外カメラ:1600万画素 / 200万画素
・内カメラ : 2500万画素
・生体認証 : 顔認証・画面内指紋認証
・サイズ:158.3x75.5x7.4mm・156g
・バッテリー:3600mAh
・その他 : DSDV、イヤホンジャック、Wi-Fi(5GHz)
基本性能こそは一世代前のエントリークラスで、価格が近い現行機の「A5 2020」と比較すると、A5 2020は「Snapdragon 665」を採用している為、劣るポイントとなります。
しかしながらストレージ容量は大きめの128GBを備え、有機ELディスプレイを搭載し画面内指紋認証を備えるなどR17 Neoが一歩先を進んでいるポイントも同時に存在します。
本体重量が軽い機種を求めていたり、動画や音楽、アプリをたくさん保存したい方にとってはむしろ「R17 Neo」の方が有力な候補にもなるでしょう。
求める利用方法次第では「買い」と言えます。
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まとめ
AX7の次なる売れる旧機種「OPPO R17 Neo」。
OPPOのスマートフォンはコスパ王「OPPO Reno A」に注目されがちですが、OPPOに限らず改めて旧機種にも目をやると、性能の割にお買い得であったりと、いい買い物ができるかもしれません。
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