OPPOが日本市場で発売した第1弾のスマートフォン「OPPO R11s」の発売から本日でちょうど2年の月日が経過しました。
この2年でOPPOは大きく成長し、また2年前のこの頃は日本のSIMフリー市場にも変化が起きていました。
2年前「OPPO R11s」発売
OPPO R11sは2018年2月9日に日本で発売された、ミドルハイクラスの性能を備えるスマートフォンです。
価格は57,980円(税抜き)と、4万円以下の機種が中心に売れていた日本のSIMフリー市場から見ればやや強気な価格でした。
「本日、R11s発売!」
— OPPO Japan (@OPPOJapan) February 9, 2018
お待たせいたしました。
R11s、ビックカメラ様とヨドバシカメラ様でいよいよ発売です。
本日商品をご購入予定の皆様、店舗にてお待ちしております!
これからもOPPOをよろしくお願い致します。
#OPPO #OPPOR11s #OPPOカメラフォン pic.twitter.com/ZJ9UGSzcSF
またこの「OPPO R11s」はAmazonやビックカメラにヨドバシカメラなど、非常に販路が限られていました。
「OPPO R11s」に対する当時の反応
OPPOは世界シェアでは当時4位、アジアシェア1位を誇る一流メーカーであった事もあり、それなりに反響も大きいものでした。
更にYouTubeやLINEなどで「R11s」の広告を流すなど、積極的な広告展開の成果もありスマートフォンについて詳しく無い方もある程度認知するなども効果もあった為です。
OPPOのスマホがちょっと気になる
— KEN (@tenka0425) February 8, 2018
最近、中国のOPPOや韓国のLGとかすごい勢いだね
— ゆーばす(37.51) (@yuubas1) February 8, 2018
外国のホテルのテレビとかLGばかりだし、最近日本でもLGの広告よく見る
OPPOに関しては、最初iPhoneだと思ってたから、パクリ感やばかったけど、カメラの画質かなり良かった
OPPO R11sの記事が目についたので見ていたらインターフェイスをみて何とも・・・
— 梨 (@picocastle) February 8, 2018
カメラインターフェイスはiPhoneにそっくりだし。
iPhoneジェネリック?
— 著名なカーボンドルド (@rioriost) February 8, 2018
アジア1位&世界4位のスマホメーカー「OPPO」がついに日本市場参入!フラッグシップとなるカメラフォンの新製品「R11s」をお披露目した発表会を紹介【レポート】 https://t.co/x3i4kpU3Uj
oppoの今日発売の日本機見てきました
— サルショカ (@8_8cm_FlaK) February 9, 2018
oppoなのでやっぱりカメラ凝らしてなのかデュアルレンズだったり思ったよりハイスペ機でおーすげーって感じでした
oppo制服の人とも話ができてよかったですおわり pic.twitter.com/UhcuurSoGq
OPPOのスマホちっと高いわ
— ナコ (@nakobab) February 9, 2018
OPPOさん、R11S日本発売おめでとうございます🎵#OPPOR11s pic.twitter.com/KdyzxaUiLW
— モヒカンミッキー (@Wikio_KP) February 9, 2018
oppoいい!!って思ったけど6万か…カメラめちゃ良さ気なんだよなー。
— HISA (@shksy8) February 9, 2018
OPPOのスマホ弄ってきた。良いと思うけど、コレだと言う特徴もないね( ゚∀゚) pic.twitter.com/GmYpIlua3o
— ふっけん (@fukken_z) February 10, 2018
OPPO R11sの金、綺麗な色だよね pic.twitter.com/Fyjkcnyms6
— O-TSU[オーツ] (@OtsuTakeru) February 10, 2018
中国は日本人のことたぶんわかってない。/OPPOの日本参入から見えてくる世界とは (アスキー) - LINEアカウントメディア https://t.co/kGnE8581hM #linenews @news_line_meさんから
— SULLEY (@Sulley_xxx) February 10, 2018
OPPOのR11s買ったけど笑うほどiPhoneに寄せてきてて、はっきりいって使いやすい笑。カメラとかまんまだし、、、 pic.twitter.com/FDn9BCVhI5
— けんすう@マンガサービスのアル (@kensuu) February 14, 2018
ボクがOPPOが日本で成功しにくいと思う理由は2つ。
— B-CHAN(びーちゃん) (@B_CHAN_KZY) February 6, 2018
・日本人が感じる語感。オッポって響きが日本人的にはダサい。
・ネットワーク外部性。みんながiPhoneを持っていることが利点になっている。
日本市場に参入する世界4位のスマホメーカー『OPPO』のスゴさとは?(篠原修司) https://t.co/Jc2DxAO5he
2018年2月にあったこと
OPPOが日本市場に参入したことは非常に大きなニュースでした。
しかしOPPO進出以外にも様々な事がありました。
・2018年2月9日Huawei「nova lite 2」発売
奇しくもR11sと同じ日に、後のライバルとなるファーウェイからSIMフリーの廉価モデル「nova lite2」が発売されました。
価格は25,980円(税別)とR11sと比較するとリーズナブルな機種でした。
関連リンク : HUAWEI nova lite 2発表。2万円台でダブルレンズカメラ・縦長液晶の新SIMフリースマホ - Engadget 日本版
・2018年2月9日ドコモ「M Z-01K」発売
コチラもR11sと同時にNTTドコモから発売されました、ZTE製折りたたみスマートフォン「M Z-01K」です。
日本国内での折りたたみスマホの発売は2013年同じくドコモから発売されましたNEC製「MEDIAS W N-05E」以来で、約5年ぶりに再登場し大きな話題を呼びました。
ちなみにN-05Eを手掛けたNECは現在スマートフォン事業から撤退しています。
関連リンク : ドコモ、2画面スマホ「M Z-01K」を2月9日発売 - ケータイ Watch
・2018年2月14日 新生FREETEL登場
R11sの数日後には、2017年12月に事実上の倒産をした「プラス・ワンマーケティング」が手掛けていたFREETEL(フリーテル)が、運営会社を替えて復活しました。
復活と同時にプラスワン時代に開発されていた「FREETEL REI2 Dual」と「Priori5」を発表しました。
このようにOPPO R11sが発売したこの2月にはスマートフォン業界で大きな動きがあった月でした。
久しぶりの折りたたみスマホに格安スマホを広げるキッカケを作ったFREETELの復活、ファーウェイの期待の新機種。
そんな激動の1ヶ月の中でOPPO R11sは販売に至りましたが、他社が結構濃かった事もあって当時は次第にあまり注目されなくなった印象が残ります。
2年後は大きく躍進
そんな激動の2月から2年が経ちました、2020年2月9日。
発売当初とは比べほどにならないほどOPPOは成長しています。
2019年10月に発売した「OPPO Reno A」はSIMフリースマホとしては空前の大ヒットです。
実売3万円台でおサイフケータイ・防止に対応しつつ価格以上の性能をキープしたことで人気を博すことになります。
発売から数ヶ月が経過しますが、R11sから2周年となる今もライバルのファーウェイと争う現在でも売れているOPPOの主力モデルです。
またテレビCMの放映もReno A発売に伴い開始しました。
そしてイメージキャラクターとしてタレントの指原莉乃さんを起用するなど、規模の大きい展開を進めています。
これらの快挙をたった2年で実現したOPPO Japan。
OPPOとしては節目になる2020年、スマートフォンについては既に新機種の計画が進んでいます。
現在逆風も吹いているOPPOですが、今年はどんな活躍を日本のユーザーに見せてくれるのでしょうか。
参入時以上にOPPOに注目したい所です。
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