就寝中にスマートフォンを充電すると、充電が完了しても起床するまで給電が行われ、「過充電」を引き起こし内蔵バッテリーの寿命にも影響する恐れがあります。
これを阻止するためにOPPOは、Android 11から端末に適切な充電を行なう『バッテリーガード』(いたわり充電)機能を追加しました。
「バッテリーガード」を有効にする
「最適化された夜間充電」(バッテリーガード)を有効にする事によって得られる効果ですが、大まかには利用者の充電パターンをOPPOが自動的に学習し、夜の時間帯には充電速度をあえて制限することで、過充電を防ぐと言ったものになります。



① OPPOの設定を開いて「バッテリー」をタップします。
② 下部にある「詳細なバッテリー設定」を押してください。
③ 『最適化された夜間充電』がオンになっていればOKです。
このバッテリーガード機能に類似するものとしてはSONYの「Xperia」に『いたわり充電』機能があり、このバッテリーガードは、言わばオッポ版いたわり充電と言えそうです。
Reno5 Aなど「急速充電」では特に有用な機能になりそう
OPPO Reno3 A / Reno5 Aなど一部のオッポ性機種は便利な「急速充電」に対応しています。
短時間で充電を終えることができるのは長所ですが、反面就寝中に充電が終わってからも急速での給電状態が続いてしまう、これが習慣とあってしまうと電池パックの老化が早まる事が懸念されます。
ただこの「バッテリーガード」機能を有効にすることで、上述したように給電速度を低下させることが可能であるため、特に急速充電に対応している機種ではとても便利な新機能になりうるでしょう。
もちろん急速充電でない場合においても十分機能は発揮される筈です。
利用できるのはAndroid 11から
OPPOにも追加されたいたわり充電的な「バッテリーガード」機能でありますが、使えるのはAndroid 11(ColorOS 11)以降のバージョンの機種のみとなります。
現在日本でAndroid 11以降のOSバージョンに対応しているのは「OPPO Reno3 A」「Reno3 5G」「Find X2 Pro」「Find X3 Pro」「Reno5 A」「A54 5G」の計6機種。
今年発売された新機種では全てのモデルで利用可能なほか、旧機種にも今後ColorOS 11へのソフトウェア更新の拡大が期待されるところです。
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参考 : OPPO Japan(ツイッター)