スマートフォンを手掛けるOPPOが中国の企業であることは広く知られています。
しかし一方で同じ中国メーカーの「Huawei」が制裁措置によって自社製品にGoogleが搭載できなくなった事で、ファーウェイ以外の中国スマホにも不安・不信感が広がっています。
このような背景もあってか、現在OPPO Japanが改めて自社製品でGoogleが使えることを強調しています。
OPPO「Googleの便利なアプリを標準搭載」
そのGoogle対応のアピールは、現在OPPO Japanの公式Webサイトで公開されている『特集 Reno3 AとA73』にて掲載されています。
このページは主力製品である「OPPO Reno3 A」と「OPPO A73」についての情報が提供されているのですが、その一部で「Googleサービスがすぐに使える」などグーグル製のアプリが利用可能であることが取り上げられています。
目的は不安感の払拭 ファーウェイとの違いも示唆?
このように製品の特色のみにとどまらず、Googleについてもしっかりと掲示をおこなっているOPPO Japan。
まずこれは中国のスマートフォンにおいて、ファーウェイを筆頭に出てきている、中中国メーカーに対するGoogleアプリの利用可否についての不安を拭う為に掲載されたと見られます。


そして同時にファーウェイとの違いも強調されているようにも感じるところ。
冒頭にも記述している通り、現在Huawei社は新製品にGoogleのアプリをインストールすることができなくなっており、やむおえず自社サービスでの展開を強いられています。


また同じファーウェイでも日本ではグーグル搭載機種の方が売れている現状。
もちろん優位性を強調しているだけではなく不信感の払拭が目的の掲示と考えられますが、同時にこのグーグル強調は、同じ中国企業でもOPPOはHuaweiとは異なりGoogleアプリが利用可能であることも暗に示されていると思われます。
Google対応について公式に断言される事に
現在多くの中国メーカーが日本市場での展開を行っていますが、その親玉のような存在であったHuaweiの一件以降、競合他社の製品にも一部のユーザーや利用者からは不安感が募っていました。
一部では誤った情報も出回る中で、特設ページ上においてメーカー側がキッパリと公式に言及してくれるのは有り難いところです。
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出典: OPPO Japan