OPPOのスマートフォンに採用されているAndroidをベースとした「ColorOS」。
オッポ独自のデザインや機能が取り込まれているのですが、ColorOSは通知設定に少々癖があることでも知られており、実際に通知あたりに悩まされるOPPOユーザーも少なくありません。
そんな通知ColorOSには「通知アイコン」に表示制限が存在することが分かりました。
問題は「ステータスバー」
今回判明したのは、画面上部の時計などが並ぶステータスバーに表示されるアイコンについてです。
ColorOS 6以降を搭載するOPPO製品では他社のAndroidと同様に新着通知が届いた際に、ステータスバーの左側に通知が来ているアプリのアイコンが表示されます。
通知アイコンを利用するアプリで問題発生
このステータスバーに表示されるアイコンですが、この仕様を生かしたアプリがいくつも存在しています。
例を上げると「Yahoo!天気」アプリで、左上の通知アイコン表示領域に現在の天気などを表示させる事ができる機能が備わっています。


このように一般的なAndroid端末ではしっかりと通知アイコンとして、情報を表示する等の働きが行われるのが普通です。
しかしOPPOのColorOSでは異なります。
ColorOS 6の場合、本来表示されるべきの情報は無く、通知として情報を表示しているアプリのアイコンのみが表示されてしまっており、本来の役割を果たしていません。


設定をしっかり行っても正しく表示されずアイコンのみが佇みます。
また通知センターを開くことでようやく本来現れるべきの情報が確認できました。
これが「通知アイコン」の制限です。
ColorOS 7で改善
この通知アイコンの表示制限問題ですが、最新バージョンであるColorOS 7では既に改善されています。
左上の天気情報がアイコンではなく、しっかりと気温などが表示されているのが分かります。




また勿論通知センターにもしっかりと天気情報が表示されます。
まとめ・雑感
あまり目立たない機能ですが、通知アイコンで多種多様な情報を表示して使っている方も決して少なくないと思います。
OPPOもColorOS 7で対処を行いましたが、一方日本国内でColorOS 7を利用できるスマートフォンは現在はまだ限られており、また必ずアップデートが行われるとも限らず、このまま不便な状態を強いられ続ける方もいらっしゃるかもしれません。
そしてColorOSはこのように小さな改変を行っているので、まだまだ類似したポイントが見つかるかもしれません、
なぜ通知アイコンに表示制限を設けたのかは正直意味が読み取れませんが、今後どうにかColorOS 6でも表示できるようにならないかと思う所です。
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