OPPOのスマートフォンには、Androidに自社独自のカスタマイズを施したColorOSを搭載しているのは広く知られていますが、一方でオッポによって本来ある機能に変更がなされているともあります。
その中の1つがホーム画面に配置できる『ウィジェット』に関する制限です。
通常のAndroidのウィジェット仕様
まずは一般的なAndroidスマートフォンに置ける、ウィジェットの仕様について。
ウィジェットを自由の配置できるのはOPPO(ColorOS)も、その他の端末アンドロイドでも同様ですが、異なるのは配置できる数です。



画像をご覧いただければお分かりいただけますが、通常のAndroidでは同一のウィジェットを2つ以上配置することが可能で、その数に原則上限は設けられていません。
同じものでも複数ホーム画面に設置するユーザーを想定した仕様ですが、OPPOのColorOSの場合あえてこの点を変更しています。
OPPOは複数配置が不可能
対するColorOSは、なぜか複数配置できる仕様を取り払いました。
OPPOのスマートフォンのデフォルトのランチャー(ホーム)では、ウィジェットは同じものは2つ以上配置することは制限されており、1つしか配置できないようになっています。


オッポでは1度ウィジェットをホーム画面に配置すれば、『追加済み』と表示され、同一のものを2つ以上置くことは許容されません。
他社のAndroid搭載機種ではこのようなことはない為、ColorOS側であえて変更された仕様でしょう。
また元々ある機能である点を踏まえれば、当然複数のウィジェットを使用する利用者もいる筈ですが、そこまでは想定していないようです。
ColorOSで複数のウィジェットを配置するには?
この為デフォルトの状態では、OPPO製品においてウィジェットを複数置くことは制限されています。
しかし一方でこの仕様はColorOSのホームランチャーだけの独自仕様であって、別途対応するホームアプリを導入・利用する事でOPPO端末でも問題の回避が可能です。


上記のスクリーンショットをご覧いただければ分かりますが、同じウィジェットを2つ以上配置できています、また今回ホームアプリはは「Nova Launcher」を使用しています。
もちろん他社アプリとなればColorOS特有の使いやすは失われてしまいますが、このようにOPPOによって独自に設けられた制限は無くなり、ウィジェット機能を上限なく使うことが可能です。
まとめ・雑感
OPPOが何故ColorOSで、元々はなかった制限を加えたかは知る余地もありませんが、iOSと比べAndroidは「自由度」の高さが魅力であるであるのに、その優位点を掻き消すような制限つきの仕様は正直受け入れたがたいように感じました。
一応利用者はご紹介したようにホームアプリの利用で、ひと手間かければ問題は解消できますが、それでも意図がよくわからないウィジェット上限、今後のアップデート等でColorOSのウィジェット制限が廃止される事を願うところです。
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