OPPOは自社独自にカスタマイズしたAndroidに「ColorOS」と名付けて販売していますが、便利な機能や使いやすさの反面で時折機能の制限などが行われています。
それは設定の変更など些細なことでも発生する場合がありますが、実はホームアプリを変更で使用できなくなるOPPOのアプリが存在しています。
動かなくなるアプリは「FMラジオ」
そのホームアプリを変更することで起動しなくなるOPPO純正アプリは「FMラジオ」です。
アプリの役割は名称のとおりですが、これはラジオを受信・試聴できるもの、通常であれば「FMラジオ」を立ち上げてイヤホンを接続することで問題なく使用できます。



ただホームアプリを始めから内蔵されている「システムランチャー」から別のものに変更してしまうとFMラジオが立ち上がらなくなります。
変更したランチャーアプリでFMラジオのアイコンをタップして起動を試みますが「アクセスが拒否されました」と表示され使用することが出来ません。


Android 9まではシステムランチャー以外でも動作
このようにOPPO純正の「システムランチャー」からホーム画面アプリを変更すると利用制限がかかってしまうFMラジオ。
しかし実はこの制限はColorOS 7(Android 10)から追加された使用で、従来のAndroid 9までではホームアプリがシステムランチャーでなくとも利用可能でした。



つまりはオッポ側が何故かはわかりませんが、Android 10であえて仕様の変更を行った点となります。
雑感「Android 10で制限など目立つ」
今回はOPPOが何故かAndroid 10で機能制限を加えた「FMラジオ」を取り上げました。
これまでホームアプリを変更しても何ら問題なく動いていたものが、Android 10ではアクセスが拒否されるのは少々疑問な所。
また実はFMラジオ以外にもColorOS 7では一部機能の制限や削除等が行われており、アップデートを重ねるたびに進化していますが、その裏で不便になっている印象も受け、このような点も確実にColorOSの癖となるでしょう。
少なくとも他のメーカーの製品ではランチャーアプリを変えても基本的にアプリが起動できなくなると言ったことは無いので、オッポもユーザーが使いやすくなるようアプリ・機能に対する制限は廃止してほしいと思うところです。
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