OPPOは自社製スマートフォンにAndroidを独自にカスタマイズした「ColorOS」を採用しています。
このColorOSですがAppleの「iPhone」に搭載されているiOSに似ていると評される事も少なく有りません。
今回はOPPO最新のColorOS 7とiOS 13を比較し、画像を交えてご紹介します。
ColorOSとiOS 13を比較
それではまずOPPOとiPhoneのスクリーンショットを交えて比較していきます。


まずはロック画面ですが、iPhoneでは時計が中央の上部に表示されているのに対して、OPPOでは左上に縦表示がなされており、どちらもスマートフォンのロック画面としては一般的な印象を持ちました。


続いてはホーム画面、OPPOはiPhoneと同様にインストールしているアプリがすべてホーム画面上に表示される形式を採用しており、ホーム画面のスタイルは共通、これはColorOS 7以前から採用されている為、OPPOが追従したポイントになります。
各アプリアイコンの色合いやデザインは異なるもが多く思いましたが、「電話」等は類似したデザインです。
またホーム画面スタイルはColorOS 6より選択が可能となりました。




これはホーム画面上で下にスワイプすると表示される検索画面で、iOSはブラー背景、OPPOは白基調の背景となっており、大きく異なっているようにも思いましたが、検索画面表示の手順や検索バー下に表示されているアプリなどを見れば、ここは類似しているポイントの1つに思います。


標準の「カメラ」は黒い背景に白いシャッターボタンと他社の機種でも見られる光景である一方、現在のモードを表す文字が黄色であったりと、類似するところも見られます。


OPPOは他社のAndroidスマートフォン同様に上からのスワイプで起動、iPhoneは画面下からのスワイプで起動します。










いくつかご覧に入れましたが、管理人の感想としては確かに結構類似しているところも多々あるものの、すべてを露骨に模倣している訳ではなく、デザインで言えばOPPOは全体的に白と自社のブランドカラーである緑が基調とされており、現在のColorOS 7は言うほどiPhoneには酷似していないように感じました。
ColorOS 6以前は結構似ている
上記での比較は「ColorOS 7」を用いたものでしたが、そのColorOS 7以前のOPPO製品は結構似ているポイントを持っています。
特にColorOS 5.2以前のバージョンはかなりiOSを意識して作られているように思いました。


まずはColorOS 6のコントロールセンター、各種ボタンは丸帯た四角形になっており、背景はブラー仕様とこれはiPhoneのコントロールセンターを連想させるデザインとなっています。


最新のColorOS 7と6の比較です、ColorOS 7ではコントロールセンターのiPhone感はほぼ抜けたように感じます。


タスク管理画面ですが、これは結構大胆に感じました。
iPhoneユーザーの方なら強い既視感に襲われるかもしれません。








ご覧頂きましたように、ColorOS 6以前を搭載するOPPO製品、特にColorOS 5以前はかなりiPhoneを意識した作りになっているのがおわかり頂けたかと思います。
抜けていく「iPhone感」
こうして旧バージョンとの比較もあわせて行ってみて強く感じたのが、当初は「ジェネリックiPhone」とも評されてきたOPPOも、2020年最新の「ColorOS 7」では随分iPhone感が抜けてきたことです。
特に皆様にもご覧に入れたとおりColorOS 5代(2018年)とColorOS 7(2020年)では大きくデザインが変わってしまいました。
OPPO = Android版iPhone・ジェネリックiPhoneという認識も改めるときが来たのかもしれません。
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