UQモバイルは先日、自社で12月中に発売する新作スマートフォンを2モデル発表しました。
2018年よりOPPOはUQモバイルで、秋冬モデルに新機種をリリース・提供していましたが、今年はオッポ初めてOPPOが取り扱われて以来、初めて発売がされないことになっています。
発表された2機種
まず今回UQモバイルが取り扱いを表明したのは、ソニーの「Xperia 8 Lite」とサムスンの「Galaxy A21」の2機種となります。


いずれも安価なエントリーモデルで、性能も抑えめな機種となっています。
また同社の昨年の秋冬モデルはGalaxyとXperiaに加えて、OPPOとAQUOSも発売されて計4機種だったのに対して、今年は2機種と新機種の数自体も控えめになっていることがわかります。
2018年から毎年出ていた秋冬OPPOは無くなる
UQモバイルは2018年に「OPPO R17 Neo」、2019年には「OPPO A5 2020」を発売しており、2年連続で秋冬モデルとしてOPPO製品の採用を続けてきました。


そして今年夏には『OPPO Reno3 A』も発売されており、今月に出たばかりの「OPPO A73」のUQでの発売も期待されていましたが、残念ながら2020年の秋冬モデルにオッポは含まれませんでした。これは2018年以降、初の事例となります。
不採用の原因は「eSIM」?AQUOS新作も発売なし
なぜ今年の秋冬モデルとしてOPPO A73が採用されなかったのか、その理由は不明ですが、考えられる訳としてはeSIM搭載機種であることが関係していそうです。
まず今回のA73は物理型SIMに加えてeSIMを採用、また同じくしてeSIMを取り入れた「AQUOS sense4」も人気シリーズにも関わらず、前年とは異なり今年はUQでの発売が見送られています。
このように支持されているシャープ端末でさえも秋冬モデルでは投入されていません。
またUQモバイルは現時点ではeSIMサービスを提供しておらず、このような状況から汲み取るにUQにおける2社の新製品不採用の理由の1つは、eSIM搭載が少なくとも関係していると思われます。
関連記事 : OPPOの対抗馬は出た?ファーウェイが日本向け新製品を発表!
情報元 : KDDI