OPPOは以前から「OSアップデートしないスマホメーカー」という認識が強く、実際にAndroid OSに対して消極的な姿勢を見せていました。
しかし2019年10月より徐々にアップデートの提供を行い、アップデート時期を明言するまでになり、確実にいい方向に方針転換しています。
しかしアップデートが明るみになる端末が出てき一方、その一方でアップデートができない機種も同時に明らかになっています。
アップデートを始めた日本のOPPO
OPPO Japanは2019年10月にハイエンドモデル「OPPO Find X」をAndroid 8.1から9にOSアップデートし、その後同年12月まで「R17 Pro」「R15 Pro」の計3機種を3ヶ月連続でアップデートを実施しました。
しかしこの3機種のアップデートはいずれもOPPO Japanは『特例的』としており、年内はアップデートには消極敵な姿勢を崩しませんでした。
このようにアップデートをガンガン提供し始めているOPPO Japanですが、一方で日の目を見れない機種も出てきました。
初号機「OPPO R11s」
「OPPO R11s」はOPPO Japanが日本進出の第1弾のスマートフォンとして、初めて日本国内で発売されたOPPOスマホです。
初期搭載OSはAndroid 7.1.2ベースのColor OS 3.2で、日本では唯一Android 7.1.2を搭載するOPPO製品です。
このR11sについてTwitterユーザーがアップデートの事をツイートしたところ、OPPO Japan公式アカウント(@OPPOJapan)が反応し、ユーザーに対してリプライを送り、アップデート情報を明かしました。
こんばんは。
— OPPO Japan (@OPPOJapan) January 20, 2020
お客様に返答できるように、R11sのアップデートにつき、本社に問い合わせてみました。
ご要望に添えずに大変心苦しいですが、
現在、R11sのOSアップデートは予定しておりません。
これからはお客様の声に寄り添い、
改善していきたいと存じます。
引き続きよろしくお願いいたします。
OPPO日本1号機・Android 7という事もあり、期待したかったOPPO R11sのアップデート。
しかしOPPO本社の回答は残念なもので、予定されていない事が明らかにされました。
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海外ではアップデート済み
日本において、アップデートの予定がないとされてしまったOPPO R11s。
更に残念なポイントとしては、海外向けに発売されているR11sにはAndroid 8以上のOSアップデートが配信されている点です。
同じ物を買っても、買う場所でそういった所で差ができてしまうのは非常に残念に思います。
関連記事 : OPPOがAndroid 10のアップデート対象機種と配信時期が発表 - OPPOラボ
アップデートを予定している機種も
今回アップデートされない機種分かりましたが、一方でAndroidアップデートの予定があることが判明している機種も存在します。
当OPPOラボでも取り上げておりますので、是非合わせてご覧ください。
海外向けR11sとのサポートの差は少々疑問に思う所もあり、「日本を舐めているのか」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし日本独自のおサイフケータイ機能に対応した「OPPO Reno A」など日本のユーザーに合わせたオリジナルモデルを展開するなど、日本市場へは真剣に取り組んでいる面も見られます。
R11sユーザーさんには残念なお知らせですが、なにか事情があるのかもしれませんね。
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