OPPOは以前からAndroid OSのアップデートに対して消極的な姿勢を表しており、OSアップデートについての言及も多くありません。
そんなOPPOですが方針に変化があったのか、珍しくアップデートについてOPPO Japan側から新たな情報が出てきました。
アップデートは前向きに「早い段階で実施」
OPPO Japanは自社が運営するTwitter公式アカウント(@OPPOJapan)において、アップデートについて言及しました。
Knifeさん、こんばんは。
— OPPO Japan (@OPPOJapan) January 15, 2020
お問い合わせいただき、ありがとうございます。
OPPO R17 NeoのOSアップデートは社内で前向きに検討しており、できるだけ早い段階で実施できるように調整しております。
また何かご質問があればお待ちしております。
引き続き、弊社商品をよろしくお願い致します。
ユーザーから2018年発売の「OPPO R17 Neo」のアップデート有無について問われ、「OPPO R17 NeoのOSアップデートは社内で前向きに検討しており、できるだけ早い段階で実施できるように調整しております。」と返信しています。
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アップデートには消極的だった
冒頭にも記述しましたが、OPPO Japanは以前からアップデートについて消極的な姿勢を見せています。
以前Android 8.1だった機種をAndroid 9にアップデートを配信した際には「特例的」だとしており、方針に変化はないと回答しています。
このようにアップデートについて詳細な情報をOPPO Japan側から提示する事はこれまでになく異例の情報と言える他、注目ポイントとしては「予定」ではなく、既にアップデート配信の準備に取り組んでおり早い時期の実施のため現在は調整中である点です。
これまで「特例的」など不透明な返答を行ってきたOPPOが、これは実質的に明確なアップデート情報を公表した初の事例と言えます。
関連リンク : OPPOのAndroidアップデートは『特例的』 - OPPOラボ
低価格モデル初のアップデートなるか
これまで特例的としてアップデートを実施してきたOPPOですが、そのOSアップデートが実施された機種も筆記時点では「R15 Pro」「Find X」などといった5万円以上の高価モデルのみに留まっており、低価格モデルについては現在もOSアップデートは行われていません。
しかし今回言及されたのは「OPPO R17 Neo」という4万円以下の廉価モデルとなっています。
もし今回の情報通りOPPO R17 NeoのOSアップデートが実施されれば、初の廉価モデルのアップデートになり、また他の低価格モデルにも配信される可能性が期待できます。
まとめ
「OSのアップデートしないメーカー」と強く印象つけられているOPPOのアップデートについて前向きな明言。
日本のユーザーはアップデートの有無を重視する方も決して少なくなく、アップデート提供の有無で購入を決める方も多くいらっしゃいます。
現在OPPOはヒット作「Reno A」や「A5 2020」などで日本でも幅広く展開を始めているOPPOとしては、さらなるユーザーの獲得と悪印象を拭うためにも重い腰を上げてアップデートに取り掛かり始めている、そんな所でしょうか。
今年は5GスマホやReno Aの後継機(おサイフケータイ対応)スマホなどの新製品の発売を目標としているOPPO、アップデート方針と今後の動向に注目です。
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情報元 : Twitter