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きょう発売「OPPO A77」をレビュー

10月6日販売開始のSIMフリースマホ「OPPO A77」を、OPPO日本法人のオウガ・ジャパン様より発売日前に触れる機会をいただきました。

OPPO Reno7 Aに続く、オッポのことし2モデル目となるOPPO A77(オッポエーナナナナ)をレビューします。

 

Reno7 Aと同じデザイン取り入れた本体

まずOPPO A77のデザインには、ことし6月発売のOPPO Reno7 Aで取り入れられた「OPPO Glow」と呼ばれる独自のデザインが施されています。

カラーはブルーとブラックの2色展開で、今回はブルーを貸し出し頂きました。

背面はReno7 Aと同じくラウンドのないフラットな造りで、手触りはサラサラしており、指紋が目立ちにくい仕上がりです。

一方で滑りやすいとも感じたため、ケースを装着すると安定して持てそうな印象です。

なおOPPO A77には付属品にクリアカバーが付属しています。

外カメラは2つのレンズを搭載、広角の5000万画素のメインカメラと、深度を計測するサブカメラという構成になっています。

右側面にある電源ボタンは指紋認証センサーとしての役割を兼ね備えています。触れるだけで解錠が可能で、押し込む必要はありません。

側面式の指紋認証が採用されるのは昨年発売の「OPPO A54 5G」以来です。

下部にはスピーカーに33W高速充電対応のUSBポート、通話用マイク、イヤホンジャックがあります。

OPPO A77に付属する充電器を使用することで高速充電が可能。給電速度はOPPO Reno7 Aなどよりも早く、チャージ時間が短時間で済むのは本機種のセールスポイントにもなっています。

ディスプレイは6.5インチ。解像度はHD+であるため、使っていた機種次第では画質が気になるポイントになるかもしれません。

OPPO A73以来の水滴型ノッチが復活しています。内カメラは顔認証にも利用されます。

通話用スピーカーは通常のスピーカーにもなるため、OPPO A5 2020以来のステレオスピーカーとなっています。

 

性能は控えめもバッテリーが強力

OPPO A77のCPUには「Helio G35」というCPUが搭載されているのですが、実性能としては同価格帯の機種に比べてスペックは抑えられています。

スマートフォンの性能を可視化する「Antutu Benchmark」で計測したところ、測定結果は11万点となりました。

日常使用ではややゆったりした印象を受けます。

一通りの基本的な動作に問題はありませんが、アプリによっては起動に数十秒待たされることもあります。

ラグや遅れを感じるシーンが多々あったため、こうした部分を許容できるかがOPPO A77の選択ポイントの1つとなりそうです。

とくにゲームアプリなどは厳しい印象で、性能を求める使い方には向きません。

ほかステレオスピーカー搭載のため、従来モデルと比べ動画視聴などで大きなサウンドで楽しめます。

性能が控えめな反面、OPPO A77はバッテリー機能に注力しています。

まずバッテリー容量は5000mAhと過去機種と同じく大容量ですが、「33W SUPER VOOC」に対応しており充電速度が高速です。

約30分の充電で50%の給電が可能で、これはOPPO Reno7 Aを凌ぐスピードとなっています。

専用の充電ケーブルやアダプターを利用する必要はあるものの、充電持ちに長けている機種で弱点となりがちな給電時間の問題もこれにより気にならないものとなりました。

ほか重量が実測値190gと200gを切っているのも嬉しいところです。過去モデルのOPPO A5 2020などは200gを超えていて、その重さがネックでした。

 

スペックを補う3つの機能

バッテリーに重きを置いてスペックは控えめになっているOPPO A77ですが、一方でAndroidベースの独自OS「ColorOS」は、性能を補う3つの機能が搭載されています。

1つめは「高パフォーマンスモード」で、これは普段はバッテリーの消費量などを考えて抑えている性能を最大限まで引き出すことができます。

そのつぎに「RAMの拡張」という機能があって、デバイスのメモリが不足したときにストレージ容量の一部を一時的に仮想メモリとして使用できる機能です。

OPPO Reno7 Aに搭載されていることで知られており、OPPO A77では最大4GBを一時的な仮想メモリに割り当てられます。

A77のストレージ容量は同価格帯機種より多い128GBあるため、活用したい機能です。

3つ目は「ゲームモード」これは処理性能を要するゲームアプリを端末に最適化させる機能です。

高パフォーマンスモードなど性能重視にする設定も可能で、これを適用したところ、適用前と比べ動作が改善したゲームアプリを確認しました。

一方で元の性能による部分が大きいため、劇的に向上といったわけではなく、あくまで補助機能といったものになります。

 

カメラの作例

以下「OPPO A77」で撮影した写真の作例となります。

標準・2倍ズーム・ズーム最大(5倍)


バッテリーまわりの機能に特化した機種

今回OPPO A77をお借りして使用した印象としては、OPPO Reno7 AがFeliCaなど多機能で広いユーザーにマッチする機種であるのに対して、OPPO A77はバッテリーに特化した機種であると感じています。

まずはこれまで日本では「Find X3 Pro」など高価格帯機種でしか搭載されなかったSUPER VOOCが、33Wバージョンとはいえ2万円台のOPPO A77に搭載されることになりました。

VOOC採用によって電池が大きい機種でネックであった充電時間が大幅に短縮されているのは嬉しいところです。

また200gを超える機種が多くなる中で、200gを切っているのも評価できます。

一方でバッテリー機能が強化されている反面で、前述のとおりスペックが抑えられています。

ライトな利用でもラグや時折ひっかかりが見られるため、ゲームなど高い処理性能を求める用途には向いていないと言えます。

「電池が長く持って短い時間で充電が終わり、最小限の性能があればいい」といったユーザーであれば合致する機種となりそうです。

 

OPPO A77は10月6日から販売スタート

今回ご紹介した「OPPO A77」は2022年10月6日午前10時より販売がスタートします。

OPPO公式オンラインショップ のほか、楽天市場Amazon.co.jp から購入することができます。

格安スマホ事業者からは「IIJmio」などが取り扱うということです。

参考情報 : OPPO A77 | オウガ・ジャパン