OPPO Japanは、オッポ製スマートフォンに搭載されている「緊急SOS」機能を有効にするよう、OPPOユーザーらに呼びかけました。
「緊急SOS」は緊急時に警察や救急などへ、電源ボタンを5回連続して押すことで発信できる機能で、同じ機能を持つスマホでは、人命を救うなどの事例が多数報告されています。
一方でこの機能を巡っては誤通報も報告されており、ことし1月には携帯電話各社が注意喚起を行っています。
OPPOユーザーを守る「緊急SOS」機能
OPPO Japanは11月9日、公式X(旧Twitter)において「緊急SOS」機能の設定をオンにするよう呼びかけを行いました。
緊急SOS機能はColorOSに搭載されているユーザーの身を守ることを目的に搭載されているもので、Android 10(ColorOS 7)以降のバージョンで利用することができます。
オッポでは、サイド(電源)ボタンを5回続けて押すことで、緊急SOS機能が発動し、指定した緊急電話番号に自動的に発信されます。
\もしものために設定しよう☝️/
— OPPO Japan (@OPPOJapan) November 9, 2023
電源ボタンを5回押すと110/118/119や登録した連絡先に自動発信がされる緊急SOS機能🚨
位置情報や周囲の写真・音声を送るかの設定も可能!
子供が触るなど誤作動の可能性がある場合、通報前に音声アラームが鳴る設定にするのもおすすめです💡… pic.twitter.com/XySV1V3CYr
OPPOが案内している設定方法はAndroid 13(ColorOS 13)での手順で、それ以前のバージョンでは表示などが異なる場合があります。
「緊急SOS」と類似する機能は、オッポ以外のスマートフォンにも幅広く搭載されており、アンドロイド端末ではAndroid 12以降より標準機能として実装されています。
またアップルの「iPhone」にも同様の機能が搭載されていて、iPhoneの緊急SOSで一命を取り留めたという事例が国内外で報告されています。
ことし1月に携帯各社がSOSに注意喚起
スマートフォンで人命を守れる「緊急SOS」機能ですが、その反面この機能が意図せず働いてしまい誤通報されるケースも確認されています。
誤って電源ボタンを5回続けて押してしまった、こどもが操作してしまうなど、取り扱いには十分な注意を払う必要がある機能です。
そうした背景を受けてか、2023年1月6日に楽天モバイル・ソフトバンク・au・NTTドコモの携帯電話4社は、一斉に「緊急SOS」機能の取り扱いに注意するよう利用者らに呼びかけています。
緊急SOSの誤通報の可能性を想定して、OPPOスマートフォンには、発信までの5秒間にカウントダウンし、緊急通報が行われる旨を利用者に知らせる機能が搭載されています。
この機能を使うことで、緊急SOS機能をオフにすることなく誤発信の可能性を下げることが可能です。
次の手順で緊急SOS発動時の発信前にカウントダウンを設定することができます。



- 設定を開き「緊急情報と緊急通報」をタップします。
- 「緊急SOS」を押してください。
- 「カウントダウン」をタップすると、通報前にカウントダウンする時間を指定することができます。また「カウントダウン音」を有効にすることで、発信前に大きく音が鳴るため、誤発信に気づきやすくなる効果が期待できます。
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情報元(Source) 4 : Android (TM) 12以降を搭載したスマートフォンでの緊急通報機能について | KDDI株式会社
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情報元(Source) 7 : 緊急時に利用できる機能 - YouTube